【難読】“みずぐも”ってなに? 「水雲」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「水雲」の読み方です。
“すいうん”? “みずぐも”? 一体なに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「水雲」の読み方は?
「水雲」は、そのまま読んだら“すいうん”か“みずぐも”ですよね。
“すいうん”と読むこともあるのですが、一般的には沖縄名産のある食べ物を指す言葉になります。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“もずく”と読みます。
「水雲」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「水雲」の意味は以下のように解説されています。
“もずく〔もづく〕【水=雲/海=蘊】
モズク科の褐藻。静かな内湾のホンダワラ類に着生し、春から初夏にかけ繁茂。茶色で柔らかく、糸状で、よく分枝して房のように見え、ぬるぬるしている。酢の物にして賞味。もぞく。もくず。もぞこ。《季 春》「汐鳴のこひしさに買ふ―かな/青畝」”
水雲は海藻なのですが、水に浮かぶ雲のように、海中でゆっくりと揺らぐように動くことから、「水雲」と表現され始めたといわれています。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「水雲」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。簡単な漢字の組み合わせですが、なかなか読み方は難しかったですよね。
読み方と由来を一緒に知らないと、なかなか読めない言葉もありますね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年06月17日に公開されたものです