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【難読】“きょうめく”? 「響めく」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「響めく」の読み方です。

“きょうめく”? いやいや、違和感しかない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「響めく」の読み方は?

「響」は、影響、反響と読むので“きょう”と、送り仮名の「く」をつけて“ひびく”いう読み方をすることが多いですよね。

しかし、送り仮名の「めく」をつけて、“きょうめく”、“ひびめく”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“どよめく”と読みます。

「響めく」の意味と使い方

『漢字ペディア』によれば、「響めく」の意味は以下のように解説されています。

“どよ‐めく【響めく】
大きな音が鳴って轟く・響き渡るさま、あるいは、大勢の者が声を発して場が騒然となるさま。”

漢字で見る機会は少ない言葉ですが、「彼の言葉に聴衆が響めいた」なんてフレーズを小説などで見たことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「響めく」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。なかなか読み方は難しいですが、漢字から意味をなんとなく想像できる言葉でもありますね。

馴染みのある漢字ですが、送り仮名によって読み方や意味がいろいろ変わるという、漢字のおもしろさに触れられましたね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年06月16日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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