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【難読】“けんる”って何? 「謙る」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「謙る」の読み方です。

“けんる”ってなんのこと? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「謙る」の読み方は?

「謙」は、謙虚、謙譲と読むので、“けん”という読み方を覚えている人が多いですよね。

でも、それに送り仮名の「る」をつけて、“けんる”と読むのは違和感があります。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“へりくだる”と読みます。

「謙る」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「謙る」の意味は以下のように解説されています。

へり‐くだ・る【▽謙る/▽遜る】
[動ラ五(四)]相手を敬って自分を控えめにする。謙遜 (けんそん) する。卑下する。「―・ったものの言い方」

つまり、謙遜すると同じ意味合いで使います。

「謙ったものの言い方」など、聞いたことがある人もいますよね。読み方は難しいですが、“へりくだる”と読むのですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「謙る」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。見慣れた漢字も、送り仮名がつくことによって読み方が難しくなりますね。

使う頻度は低い言葉かもしれませんが、“けんる”なんて読んでしまわないように、正しい読み方を覚えておきましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年05月25日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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