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「留意」の意味は? 使い方や「注意」との違いを解説

小坂井さと子

英文で「留意してください」「留意点」はどう表現する?

ビジネスで英文レターを書かなければならない場合がある、という方もいるでしょう。

最後に、英文レターでの「留意してください」「留意点」「どうぞお体にご留意なさってください」の例文を紹介します。

「留意してください」は「pay attention」「keep in mind」

「留意する」に相当する一般的な表現として、「pay attention」や「keep in mind」などがよく使われます。

例文

・When working this machine, keep in mind the following points.(本機を操作する場合は、以下の点にご留意ください)

「留意点」は「Note」「Annotation」

「留意点」は、「Note」(留意点)や「Annotation」(注意点)を使うことができます。

例文

Notes on moving out(退去時の留意点

「どうぞお体にご留意なさってください」は「take care of yourself」

「take care of yourself」という表現は、メールや手紙の文末でよく使われる表現です。カジュアルな場面でも「元気でね!」に相当する「Take Care!」が用いられます。

ただ、ビジネスレターでは、本当に先方の体調を気遣っている場合を除いては、あまり健康に「ご留意」という表現は用いません。家族や親戚、友人に出す場合には、以下のように使います。

例文

・It is getting colder and colder. Please take good care of yourself.(日に日に寒さがつのる毎日です。どうぞお体にはご留意なさってください

「留意」をビジネスシーンで使いこなそう

本記事では「留意」の意味や使い方、「注意」との違い、英語表現について説明しました。

目上の人やビジネスシーンで「ご留意ください」とスムーズに表現できたら、礼儀を失わずに気を付けるべき点を伝えることができます。

また、メールや手紙の末尾でも、「どうぞお体にご留意くださいませ」と言葉を添えることによって、先方を思いやるニュアンスが加わり、受け取る側にも温かい気持ちが伝わるはずです。

ビジネスであれ、儀礼的な手紙であれ、根本にあるのは人と人の心の交流です。フォーマルな手紙であればあるほど、ちょっとした思いやりを大切にしてみてください。

(小坂井さと子)

※画像はイメージです

※この記事は2021年05月25日に公開されたものです

小坂井さと子

翻訳者&ライター。働く女性の支援としてスキルアップのためのワークショップなどを行っている。メンタル面でのサポートのために資格取得に向けて勉強中。

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