「留意」の意味は? 使い方や「注意」との違いを解説
「留意」はどんな時に使う?(例文付き)
ここでは、「留意」を使った例文を、シチュエーション別に紹介します。
ビジネスメールや対面で注意をお願いする時
ビジネスメールで上司や取引先に「注意してください」と使いたい時に「留意」と使うことができます。
「ご留意ください」でも敬語表現として間違いないのですが、人や場合によっては敬意の度合いがやや軽いと受け取られる可能性があります。
より丁寧に伝えたい場合には、「ご留意くださいませ」や「ご留意いただけますと幸いです」などの表現を使いましょう。
例文
・お申し込みは今月末で締め切りとなっております。何卒ご留意いただけますと幸いです。
・金融商品は投資対象の価格の変動などで元本割れのリスクがありますことをご留意くださいませ。
・ ファシリテーターは全員が発言しやすいように、雰囲気づくりに留意してください。
あいさつで「健康に気をつけてください」と言いたい時
年長者に宛てたメールや手紙の文末では、相手の健康を願いながら締めくくるのが一般的です。
お世話になった上司や先生が定年退職した後に、手紙の末尾で「健康に気をつけてください」と伝えたい時には「お体にご留意ください」「健康にはくれぐれもご留意くださいませ」などの表現を使うことができます。
例文
・そちらではそろそろ寒さが厳しくなってくる頃かと思います。〇〇さまにおかれましても、どうぞお体にはご留意くださいませ。