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【難読】なんて読む? 「溌剌」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「溌剌」の読み方です。

読めそうで読めない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「溌剌」の読み方は?

「溌」は右側が「発」なので、“はつ”と読むのかな、と思う人がきっと多いですよね。
「剌」は、「刺」と似ているのですが、まったく別の漢字になるので、“し”や“さし”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はつらつ”と読みます。

「溌剌」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「溌剌」の意味は以下のように解説されています。

はつ‐らつ【×溌×剌/×溌×溂/×蹳×剌】
[ト・タル][文][形動タリ]
1 生き生きとして元気のよいさま。「―とした声」「生気―たる若者」

2 魚が飛び跳ねるさま。
「御贄 (みにへ) の錦鱗徒らに湖水の浪に―たり」〈太平記・九〉

よく、栄養ドリンクのCMで「元気溌剌」という言葉を聞きますよね。
「溌剌」は、生き生きとして元気な様子を表す言葉になります。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「溌剌」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。よく耳にする言葉ですが、漢字は馴染みがなかったかもしれませんね。

テレビから聞こえてくる耳馴染みのある言葉も、意外と漢字は知らないことも多いですよね。気になった言葉を調べてみたら、知識が増えますね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年05月24日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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