「及び」の意味とは? 「並びに」との違いと使い方【例文あり】
【例文付き】「及び」の正しい使い方
会議の資料や契約書などでよく見る「及び」という言葉。使用する上でのルールが多い言葉なので、正確な使い方をしっかり把握しておく必要があるでしょう。
ここからは、「及び」の正しい使い方を例文付きで詳しく解説します。
2つの事柄を並列して挙げる場合
2つの事柄を並列して挙げる場合は、先ほど解説したように句読点の有無や位置に気を付ける必要があります。
いくつか例文を紹介しますので、句読点に着目しながら1つずつ確認してみましょう。
例文
・企画開発部、及び広報部の職員は会議室へお集まりください。
・資料の1枚目及び2枚目に、詳しい契約内容についての説明が記載されています。
・プロジェクトリーダー、及びサブリーダーは月曜日までに報告書を提出してください。
3つ以上の事柄を並列して挙げる場合
複数の事柄を併記する時に使う「及び」は、3つ以上の事柄を羅列したい時にも使用できる言葉です。
この場合、「及び」は最後の事柄の1つ前で使うようにするのが正確なルールとなっており、「A及びB、C」のように「及び」を最初の位置に入れるのは誤りとなります。
なお、項目が5つ、6つと増えていってもこのルールは変わりません。
例文を通して詳しく確認してみましょう。
例文
・営業部、企画部、及び広報部の職員は本日の会議に必ず参加してください。
・内定者懇親会に参加する場合、ジャケット、襟付きのシャツ及び革靴の着用は必須となっております。