「なんかいいことないかな」と言う心理。幸せの引き寄せ方
「なんかいいことないかな」と言ってしまう12の心理
「なんかいいことないかな」と言ってしまう心理には、どんなものがあるのでしょうか。12の心理をひも解きます。
(1)毎日を退屈に感じている
自宅と会社の行き帰りだけなど生活パターンが決まっている人や、時間が有り余っている人。こんな風に日々を過ごしていると、毎日を退屈に感じることもあるでしょう。
何か変化を起こしたいと思いつつも、自分からは何も行動を起こせていない状態です。そんな毎日に何か変化が起こらないかと「なんかいいことないかな」と言ってしまうのかもしれません。
(2)現状にモヤモヤする
現状にこれといった不満はないものの、「満足か」と聞かれたらそうでもない……。そんな風にモヤモヤしている人も「なんかいいことないかな」と言いがち。
実際にいいことを引き寄せたいと思っているかは別として、口癖のようにぼんやりと「なんかいいことないかな」と言ってしまうことがあるでしょう。
(3)ネガティブ思考
ネガティブ思考な人は、実際にはいいことが起きているのにも関わらず、疑心暗鬼になっていいことをスルーしている場合もあるでしょう。
また、人目を気にして自分が本当にやりたいことができなくなり、チャンスが巡ってきても、自ら手放してしまうことすらあります。このようなことを繰り返した結果なかなかいいことが巡ってこず、「なんかいいことないかな」が口癖になっている可能性があります。
(4)1つの欲求にこだわりすぎている
1つの欲求が満たされないことが原因となり、他にいいことが起きていても現状に不満を感じる場合も。満たされない気持ちから、つい「なんかいいことないかな」と口走る訳です。
例えば、仕事が順調で、お金をどんどん稼いで出世もしている人がいたとします。しかし恋人ができないのが原因で、「いいことなんか1つもない」と思ってしまうこともあるのです。
(5)精神的な疲労から欲求不満になっている
精神的な疲労がたまっている場合、情緒不安定になったり、欲求不満になったりすることがあります。
疲れているため、自分から行動して「いいこと」を探す余裕がありません。そんな時には、不満を解消したくて「なんかいいことないかな」と人任せな発言をすることがあります。
(6)安定志向でマンネリになってしまう
安定志向で変化を恐れる人は、リスクを冒すくらいなら現状を維持しようと考えがちです。
しかし、現状がマンネリ化するとつまらない気持ちになるのは人間の性。その結果、「なんかいいことないかな」が口癖になることがあります。
(7)目標や目的を持たず漠然と生きている
人生に目標や目的を持たず何となく生きている人は、何が「いいこと」なのかよく分かっていません。そのため「いいこと」が起こっても気づいていない場合も。
いいことが少なくなる分、「なんかいいことないかな」と呟く頻度が高まります。
(8)受け身で消極的である
受け身で消極的な人は、自分から行動を起こすことが苦手です。そのため「いいこと」が向こうからやって来るのを待とうという心理が働きます。
積極性に欠けると生活の変化が少なくなり、「いいこと」もなかなか起こりません。結果、痺れを切らして「なんかいいことないかな」と思ってしまうことがあります。
(9)他人に嫉妬している
人目を気にしすぎる人は、自分と他人を比較した結果、劣等感を抱き、なぜ自分に「いいこと」が起こらないのか不満に思うことがあります。
例えば、他人が高価なバッグを持っていたり、楽しそうにしていたりすると、自分は不幸だと思い込みます。こんな思考が「いいこと」を遠ざけてしまっているのかもしれません。
(10)他人に甘えている
「なんかいいことないかな」という言葉には、「いいこと」が起こるかどうかを他人任せにしている思考がにじみ出ています。
現状に何か不満があっても自分自身で解決しようとはせず、他人にどうにかしてもらいたいと思ってしまう人も、この言葉を口癖にしがちです。
(11)他人から同情されたい
自分が被害者になれば他人から同情してもらえるという思いから「なんかいいことないかな」と言う人もいます。「いいことがない可哀想な人」と思われることで、より自分を大事に扱ってもらいたいと考えるのです。
このタイプの人は、優しくしてもらったり、楽しいことを提案してもらったりすることを期待していることが多いようです。
(12)ただの口癖になっている
中には、特に深い意味はなく、ただの口癖で「なんかいいことないかな」と言っている人もいるようです。
始めのうちは理由があって言っていたものの、日常的に使っているうちに口癖に。特に不満がない時にも、つい口をついて出るのです。