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「俯瞰」の意味や読み方は? 使い方や類義語との違い

武田 麻希

「俯瞰」の使い方と例文

実際に、「俯瞰」という言葉をどう使えば良いのか、例文と共にご紹介します。

「俯瞰する」

・今日の登山ではお昼過ぎに火口を俯瞰するところまで到達した

・高台からこの町全体を俯瞰する

・プロジェクト全体を俯瞰して状況を見極めることが大切だ

「俯瞰」には、動詞である「する」を組み合わせるのが一般的な使い方です。

「俯瞰する」は、人が遠方から景色や状態を眺めることを指します。景色を眺める時だけでなく、ビジネスで全体概要やタスクを客観的に判断する際に使われることがあるなど、幅広く使える言葉です。

「俯瞰的」

俯瞰的に考えることで問題点を精査する。

俯瞰的に見ることは、解決策を見つけ出すための方法だ。

「的」の意味は、「〜の」「〜のような」などです。つまり「俯瞰的」とは、「高いところから見下ろすように全体を見渡すことのような」という形容の意味があります。

ビジネスなどで問題点を洗い出したい場合などに、「俯瞰的に見る」「俯瞰的に考える」などという言い回しが用いられることが多いので、覚えておきましょう。

◇「俯瞰図」

俯瞰図を使って登山道の起伏イメージをつかもう

俯瞰図があると旅先の街の様子がわかりやすい

「俯瞰図」には、下記のような意味があります。

ふかんず【俯瞰図】

高い所から地上を見おろしたように描いた図。鳥瞰図。

(『精選版 日本国語大辞典』小学館)

「俯瞰図」には「鳥瞰図」と同じような意味があります。鳥が上空から眺めたかのような表現となっており、三次元的な描写が用いられていることも多いです。

「俯瞰撮影」

・崖から下の様子を俯瞰撮影する

・ランチをSNSにアップするために俯瞰撮影する

「俯瞰撮影」には、下記のような意味があります。

ふかんさつえい【俯瞰撮影】

被写体を上から見下ろした角度で撮る撮影

(『デジタル大辞泉』小学館)

「俯瞰撮影」は上から見下ろして撮ることなので、元々は風景の撮影などで使われていました。しかし、SNSにアップする料理写真などにも俯瞰撮影の技法が使われるようになり、スマートフォンを用いた身近な撮影の手法としてもよく使われています。

次ページ:「俯瞰」の類義語と対義語

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