【難読】“ふくい”じゃない？ 「福い」の正しい読み方

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか？

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「福い」の読み方です。

“ふくい”じゃないの？　と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「福い」の読み方は？

「福」という漢字は、そのまま“ふく”と読むことが大半ですよね。

しかし、それに送り仮名の「い」をつけて、“ふくい”とは読まないんです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“さいわい”と読みます。

「福い」の意味と使い方

『漢字ペディア』によれば、「福い」の意味は以下のように解説されています。

さいわい【△福い】
しあわせ。幸福。
「―は眥(まなじり)に盈(み)たず、禍(わざわ)いは世に溢(あふ)る」〈班固(ハンコ)の文〉

 

“さいわい”と聞くと「幸い」をイメージしがちですが、「福い」も同じ意味と読み方なんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「福い」を正しく読むことはできましたか？

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「福い」と書いて“さいわい”と読むのを初めて知った、という人も多いのではないでしょうか。

見慣れた漢字にも、送り仮名がつくことによって、想像できなかった意外な読み方がありますね！

（ななしまもえ）

※この記事は2021年05月18日に公開されたものです