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「お祈り申し上げます」の使い方とは? 正しい意味や言い換え表現

「お祈り申し上げます」に対する返答

ここでは「お祈り申し上げます」を言う側ではなく、言われた(手紙やメールをもらった)場合の返答について解説します。

基本的には「感謝とお返しの気持ち」を丁寧に伝えるのがポイントです。

発展や活躍に対する返答

当たり障りのない返答は「ご連絡ありがとうございます。○○様におかれましても、ますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます」とするのが良いでしょう。

自分が言われた時と同じように、相手の発展や活躍を願う気持ちを伝えます。

健康に対する返答

健康に対する「お祈り申し上げます」に対しては、相手の体を気遣う気持ちを伝えます。

相手の立場や身体の状況にもよりますが「お心遣い感謝します。○○様もどうぞご自愛ください」とするのが一般的です。

就職の不採用に対する返答

不採用通知、いわゆる「お祈りメール」が届いた場合、特にこちらから返答しなくてもマナー違反にはあたりません。

ただし最終面接までいった場合や、採用担当者にお世話になった場合は、簡潔に返信するのも良いでしょう。その場合は感謝の気持ちを述べた後で、今後の抱負を伝えるのがポイントです。

例えば、「選考結果につきましては残念ではありますが、謙虚に受け止め、今後の就職活動に活かして参りたいと思います。末筆ながら貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます」のように、短い文章でまとめましょう。

故人の冥福に対する返答

自分が遺族の立場で声を掛けてもらった場合は、まずは感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。返答の仕方は「恐れ入ります」「痛み入ります」「ご丁寧にありがとうございます」が適切です。

また「ありがとうございます」だけではなく「ご丁寧に」「ご親切に」などを直前につけると、さらに丁寧さが伝わります。

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