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【難読】“ちこ”じゃない! 「知己」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「知己」の読み方です。

そのまま“ちこ”と読むのかな? と思った人は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「知己」の読み方は?

「己」は自己と読むので、“こ”という読み方を覚えている人が多いのではないでしょうか。

しかし、「知」と合わせて、“ちこ”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ちき”と読みます。

「知己」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「知己」の意味は以下のように解説されています。

ち‐き【知己】
1 自分のことをよく理解してくれている人。親友。「この世に二人とない知己を得る」

2 知り合い。知人。「知己を頼って上京する」

つまり、自分の気持ちや考えをよく理解してくれる人、といった意味合いになります。

話し言葉としてはあまり使わないようですが、かしこまった文章などに使われることが多いようです。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「知己」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。シンプルな漢字の組み合わせですが、意外と自信を持って読めないものもありますよね。

知っているつもりの言葉も、改めて調べてみると間違って覚えていた、なんてこともあるかもしれませんね。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年04月24日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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