緊張をほぐす11の方法とは? 事前準備や本番中の対処法【簡単】
普段から緊張しない人になるためには?
緊張の原因は納得できましたが、できれば普段からこれらを気にせず、「あまり緊張しない人になりたい!」と思う人も多いことでしょう。
最後に、緊張しない人になるためのヒントをご紹介します。焦らずできることから取り入れてみてください。
こんなスタンスで日々を過ごしていけば、緊張と上手に付き合えるようになるはずです。
(1)ポジティブ思考を心がける
日ごろから何事もポジティブに考えるような人は緊張しにくい傾向にあります。
失敗よりも成功のイメージが浮かびやすく、「失敗したらどうしよう」という不安が少ないからです。
不安がなければ、余計な心配をしなくて済むもの。「失敗しても問題ない!」「きっとうまくいく!」こういったポジティブな発想が緊張を遠ざけます。

ポジティブ思考になる方法を心理カウンセラーの小日向るり子さんが解説します。
(2)自信家になる
自信満々な人も緊張しにくい傾向にあります。自信家になることで、発言や行動に不安がなくなり、他人の目がそこまで気にならなくなるでしょう。
他人の目が気にならなければ、「変に見えていたらどうしよう」と、緊張につながる評価を気にすることもなくなります。さまざまな経験を積み、徐々に自信をつけていくことをおすすめします。

自信を持つ方法を心理カウンセラーの高見綾さんが解説します。
(3)真面目な人間をやめる
真面目であることは素晴らしいですが、真面目になりすぎないことも大切。ラフなスタンスを身につければ、自然と緊張しづらくなります。
何事にも真面目すぎる人は、ある程度適当さを覚えると良いでしょう。目の前のことに真摯に向き合えば向き合うほど、緊張が増すのです。
たまには肩の力を抜くよう努めてみましょう。多くのことは、思っているよりも適当にこなして大丈夫です。

真面目すぎる性格の直し方を心理カウンセラーの小日向るり子さんが解説します。
(4)睡眠の質を高める
睡眠の質を高めるのも緊張緩和に効果的です。
その日に溜まった疲れはその日のうちに取り、疲れを溜めないよう気をつけてみましょう。
疲れが溜まった状態ではリラックスできないので、緊張を感じてしまいやすくなります。
緊張しそうなイベントが控えている時は、定期的に休息を取って体をいたわっておきましょう。

睡眠の質を上げる方法を「スリープクリニック銀座」院長の渋井佳代さんに聞きました。
(5)イメージトレーニングを習慣化
イベント・面接前のイメージトレーニングを習慣化してみましょう。日頃からイメトレしておけば、起こりうる問題への不安や心配は想定内のこととなり、過度な緊張を減らせます。
また、イメトレによって成功イメージをつかんでおけば、「このようにすればうまくいく」 と平常心で臨めるので、緊張しづらくなるでしょう。
実際に声を出したり、その場に行ったりするなど、本番に近いリハーサルをすればなお効果的。時間に余裕がある場合にはおすすめです。
(6)緊張しないコツが書かれた本を読む
緊張しないコツが書かれた本などを読み、その内容を自分の中に定着させてみましょう。
専門書には、ネットや周りの人からの情報では得られない、有益な対応策が書かれていることもあります。
例えば
・『たった0.5秒で緊張をとるコツ』(著者:伊勢田幸永)
・『1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前であがらずに話せる方法』(著者:鳥谷朝代)
などの書籍がおすすめです。自分の気持ちに合った1冊を選びましょう。
(7)カウンセラーに相談する
さまざまな手を尽くしても効果が見られない場合には、カウンセラーに相談して、根本的に解決するのも1つの手段です。
専門家に相談すれば、自分に合った対処法を見つけることや、専門的な観点から解決に導いてもらうことができるかもしれません。
人一倍緊張しがちで、悩んでいる場合は検討してみてください。
緊張とうまく向き合って行こう!
緊張をほぐす方法や原因、緊張しない人になるヒントなどを紹介しました。
緊張は人生のスパイスとも言えますが、緊張しすぎるのも苦しいですよね。
紹介した方法を生かして緊張とうまく向き合い、大事なシーンを成功させていきましょう。あなたなら、きっと大丈夫です。
(アーリちゃん)
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※画像はイメージです
※この記事は2021年04月17日に公開されたものです