緊張をほぐす11の方法とは? 事前準備や本番中の対処法【簡単】
緊張してしまう5つの原因とは?
ちなみに、私たちはなぜ緊張をするのでしょうか?
人が緊張してしまうのには原因があります。自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。原因が分かれば、対処もしやすくなるはずです。
(1)相手を意識しすぎてしまう
イベントの聴衆や面接官などの相手を意識しすぎてしまう結果、緊張することがあります。
「相手からどう見られているか」を気にしすぎてしまうと、より一層緊張してしまうので要注意。完全に相手に対する意識をなくすのは難しいですが、なるべく自分らしくいることに意識を向けましょう。
(2)準備や練習が不足している
本番に向けた準備や練習が不足していることも、緊張してしまう原因の1つ。
緊張をほぐす方法の中で「十分に準備や練習をする」ことを紹介しましたが、これが不足していると、本番前になって「これでいいのだろうか」と自信をなくしがちです。
事前にできることは可能な限り行い、万全な状態で本番を迎えるようにしましょう。
(3)プレッシャーを感じている
何かプレッシャーを感じている時は、緊張しやすくなります。
「失敗してはダメだ」「完璧にしないとダメだ」「がっかりさせたらダメだ」などのプレッシャーや思い込みは、緊張で体をガチガチにしてしまうもの。
多少のプレッシャーは気を引き締めるために必要ですが、なるべく気軽な気持ちで臨むようにしましょう。
(4)本能的なもの
会場の雰囲気に圧倒される、聴衆や面接官を敵対視してしまうなど何かに襲われる感覚を本能的に感じ、緊張してしまうことがあります。
襲われるという危機感により、防衛体制に入ろうと体に緊張感が走ってしまうのです。
イベント・面接会場には独特の雰囲気があるもの。場の雰囲気に飲まれることはよくありますが、場数を踏むことで徐々に慣れてくるでしょう。
(5)トラウマがある
過去に失敗したことがあるというトラウマも、緊張してしまう原因の1つ。
本番中、過去の失敗を無意識に思い出してしまい、「また同じ失敗をしてしまうのではないか」と考えてしまうのです。その結果、目の前のことに集中できず、より一層緊張してしまうなんてことも。
成功体験を積むことで、トラウマを徐々に忘れられるはずです。
▶次のページでは、普段から緊張しない人になるためのコツを解説します。