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【心理学】アンダードック効果とは? 事例と使い方

高見綾(心理カウンセラー)

アンダードッグ効果を意図的に活用した事例

世の中には、この心理学を意図的に活用している事例もあります。いくつか例を見ていきましょう。

選挙での事例

立候補者が、自転車で街中を走り回ったり、演説などで必死に努力したりする姿を見せることがありますよね。そして、自分が選挙において有利であるとは基本的に言わないことが多いでしょう。

また、仮想敵を作ってケンカを売り、自分は弱い立場であると主張する方法も見られます。

例えば「古くて堅い考えを持つ巨大な組織と戦う孤高のヒーロー」のような演出をすることで、同情を集める事例もあります。

まさにこれらは、アンダードッグ効果を意識した事例だと言えるでしょう。

マーケティングでの事例

商品が売れていないことを明かした上で、販売キャンペーンを行った事例がありました。一度食べてもらえれば、必ず商品の魅力が伝わり再購入につながるはずだ、との予測で行われたのでしょう。

また、誤発注で大量に商品が届いてしまい、「助けてください」と訴えかけるポップを添えながら商品を販売する様子をSNSなどで見かけたことはありませんか?

アイドルを売り出すための事例もあります。不細工であることをあえて自ら主張したり、貧乏エピソードなど不遇の時代があった話をしたりするアピール方法です。そうすることで弱者感を出し、アンダードッグ効果を上手に狙った戦略もあります。

次ページ:アンダードッグ効果を取り入れるコツと注意点

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