【難読】“やくしい”? 「約しい」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「約しい」の読み方です。
“やくしい”? いやいや、違和感しかない、と思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「約しい」の読み方は?
「約」という字は、約束、契約と読むので、“やく”と読むことが多いと思います。
しかし、「やく」に送り仮名の「しい」をつけて“やくしい”と読むのは、違和感がありますよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“つましい”と読みます。
「約しい」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「約しい」の意味は以下のように解説されています。
つまし・い【▽倹しい/▽約しい】
[形][文]つま・し[シク]生活ぶりなどがぜいたくでない。地味で質素である。「―・い暮らし」
[派生]つましげ[形動]つましさ[名]
耳馴染みがあまりない言葉かもしれませんが、“つましい”と読むのですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「約しい」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。馴染みがある漢字も、送り仮名一つで読み方がわからなくなる、なんてこともありますね。
知っているつもりの漢字も調べてみたら、実は知らない読み方がまだあるかもしれません!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年03月27日に公開されたものです