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【難読】“ぞくがら”? 「続柄」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「続柄」の読み方です。

“ぞくがら”と読むのかな? と思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「続柄」の読み方は?

「続」は、継続、続編と読むので、“ぞく”と読む人が大半だと思います。「柄」は銘柄、横柄と読むので“がら”、“へい”と読む人が多いのではないでしょうか。

しかし、この二つが合わさると“ぞくがら”、“ぞくへい”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“つづきがら”と読みます。

「続柄」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「続柄」の意味は以下のように解説されています。

つづき‐がら【続(き)柄】
親族としての関係。「戸籍筆頭者との続き柄」

つまり、「父」や「妻」など、自分にとってその親族がどのような関係か、を指す言葉です。

実は、続柄を“ぞくがら”と読む人は9割近くにもなるそうで、辞書によっては「“ぞくがら”とは“つづきがら”の俗な言い方」として載っていることもあるそうです。
しかし、正しい読み方は“つづきがら”となります。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「続柄」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。書類などで目にする機会もあると思いますが、「続柄」をなんとなく曖昧に読んでいた人もいるのではないでしょうか。

読み方に自信がない言葉は、改めて調べて自信を持って読めるようにしましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年03月24日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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