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【難読】“ななじゅうろ”? 「七十路」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「七十路」の読み方です。

“ななじゅうろ”? そんな言葉、聞いたことないけど、と思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「七十路」の読み方は?

「七十」は、大半の人が“ななじゅう”、“しちじゅう”と読みますよね。「路」は路線、進路と読むので“ろ”と読む人が多いのではないでしょうか。

しかし、この二つが合わさると“ななじゅうろ”、“しちじゅうろ”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ななそじ”と読みます。

「七十路」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「七十路」の意味は以下のように解説されています。

ななそ‐じ〔‐ぢ〕【七▽十/七▽十路】 の解説
1 70歳。70年。→十路
「老人は、まだ、其の上を四つ五つで、やがて―なるべし」〈鏡花・歌行灯〉

2 しちじゅう。ななそ。

つまり、七十歳という意味合いで使います。

10年を単位として、年齢を数えるのに「十路(そじ)」という言葉を使います。
10歳から90歳まで、それぞれ十路がつく読み方があるのですが、70歳は七十路 (ななそじ) となるのですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「七十路」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。七十路は、初めて聞いたという人も多いかもしれませんね。

耳馴染みはない言葉かもしれませんが、この機会に読み方と意味をしっかり覚えておきましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年03月16日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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