【難読】“ろくじゅうろ”? 「六十路」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「六十路」の読み方です。
“ろくじゅうろ”? そんな言葉、聞いたことない! そう思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「六十路」の読み方は?
「六十」は、大半の人が“ろくじゅう”と読みますよね。「路」は経路、路面と読むので“ろ”と読む人が多いのではないでしょうか。また、家路と読むので、“じ”と読むこともありますね。
しかし、この二つが合わさると“ろくじゅうろ”、“ろくじゅうじ”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“むそじ”と読みます。
「六十路」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「六十路」の意味は以下のように解説されています。
むそ‐じ〔‐ぢ〕【六▽十/六▽十路】
ろくじゅう。また、60歳。60年。
つまり、六十歳という意味合いで使います。
十路は“そじ”と読み、10年を単位として、年齢を数えるのに使う言葉です。
10歳から90歳まで、それぞれ十路がつく読み方があり、60歳の場合は六十路 (むそじ) となります。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「六十路」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。三十路はよく聞きますが、六十路は初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。
使う機会は少ない言葉かもしれませんが、意味と読み方はしっかり覚えておきたいですね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年03月14日に公開されたものです