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会社にPC周辺機器を買ってもらう「賢い方法」

#お仕事ハック

トイアンナ

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「上司がPC周辺機器を買ってくれない」というお悩みに、ライターのトイアンナさんがアドバイス。

上司がPC周辺機器を買ってくれない

在宅ワークの導入に伴い、会社のPCがデスクトップから持ち運び可能なノートに完全移行しました。今までデスクトップのモニターに慣れていたせいで、画面の小さいノートPCは見にくいし、肩も凝るしで最悪です……。

他部署は現場判断でモニターを購入しているところもあるのですが、先日上司に相談したところ「必要あるかな~?」と一蹴されてしまいました。自分で買うのも違う気がするし、どうしたらいいのでしょうか?

 

こんにちは、トイアンナです。PC周辺機器の対応って、申請する側も難しいですよね。必須かと言われたらそうでもないし、でも、ないととても不便だし。

私も同じく、モニターを買ってしまったが最後、ノートPCのスクリーンではどうにも小さくて耐え難い、となってしまった身ですので、「ほんとそれ……!」と思ってしまいました。

周辺機器の予算は会社や部署によって大きく変わる

そもそも、根本的な話なのですが、周辺機器をどこまで購入できるかは、会社や部署ごとに割り当てられた予算によります。営業部門には大量の予算がつけられる一方、経理部門には全然予算がない、ということもあり得ます。

ですから、他の部署で予算があるからといって、自分の上司が同じ予算を持っているわけじゃない、という前提は持っておいてください。上司は心の底で「ウチは全然予算がつけられてないんだよなぁ」と思っている可能性があります。

上司に理解を求めるなら、成果に差をつけて

ここから先は「PC周辺機器に使う予算がある」という前提で、お話を進めさせていただきます。

上司が「なくてもいいんじゃない?」と言うということは、成果がノートPC時代と、デスクトップ時代で変わらないと思われているからではないでしょうか。

例えば、「ノートPCだけで作業している時は、作業が◯件進みました。デスクトップの時は、対して◯件でした。このように、効率が◯%変わるためモニターを購入させてください」と差を見せられれば、上司を説得できるかもしれません。

単に、「必要なので買わせてください」だけでは通らない可能性が高いので、こういうふうに差分を出す必要があります。そして、もし成果が変わらないのでしたら、多少無理やりでも「効率が落ちるんですよ」というデータを作る必要があります。

肩凝りは別で対処法を見つけたい

さて、今ひとまず喫緊の課題は、肩凝りかと思います。まずは手軽に使える肩凝り解消グッズに手を出してみるのはいかがでしょうか。

小豆カイロ、マッサージボールなども安価で手を出しやすいアイテムはたくさんあるので、ひとまず自前モニターの前に、検討されてもいい気がします。肩凝り、首凝りは本当につらいですから、まずは目の前のトラブルから解消されるといいですね。

Point.

・部署ごとに周辺機器の予算が割り当てられていたら、自分の部署だけ買えない可能性あり
・成果の差を数字で見せれば上司を説得できるかも
・肩凝りのトラブルは別途、自分で対処しましょう

(文:トイアンナ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2021年02月26日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

慶應義塾大卒。P&Gジャパン、LVMHグループで合わせて約4年間マーケティングを担当。その後は独立し、主にキャリアや恋愛に関するライターや、マーケターとして活動。著書に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』や『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』などがある。

●ブログ「トイアンナのぐだぐだ」
http://toianna.hatenablog.com/

●Twitter
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●公式サイト
https://renaijuku.co.jp/

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