お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「クソリプ」の意味とは? 語源や使い方を解説【ネットスラング大辞典】

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

「クソリプ」の使い方(例文付き)

クソリプを使った例文を見てみましょう。

「昨日のツイートがバズったせいでクソリプがたくさん飛んできた!」(昨日のツイートが拡散されて不快なリプライがたくさん飛んできた)

クソリプを送ってくるユーザーが多過ぎたから、まとめてブロックしたよ!」(不快なリプライを送ってくるユーザーが多過ぎたから、まとめてブロックしたよ)

このように、投稿者が不快で何の役にも立たない、価値がないと感じた返信があった時に使います。

言葉の定義が存在するわけではありませんが、主にSNS上、インターネット上でのコミュニケーションによるリプライに対して使われており、オフラインでの人と人のリアルな会話で生じた不快な返事を「クソリプ」と呼ぶことはほとんどありません。

画面の向こうには生身の人間がいることを忘れない

SNSはコミュニケーションツールです。リアルの世界とは異なり、場所や時間の制限はなく、全く面識のない人と気軽なコミュニケーションを楽しめる利点もあります。

しかしながら、表情の見えない、声の聞こえないSNS上でのコミュニケーションは、感情が読みづらいため、本来はリアルの世界以上に慎重であるべきなのです。

あなたの発信したリプライは、相手にとって「クソリプ」になっていませんか?

PCやスマートフォンの向こうには、生身の人間が存在することを忘れずにSNSを使っていきたいですね。

(落合正和)

関連する記事もあわせてチェック!

「ワンチャン」の意味とは? 語源や使い方を解説【ネットスラング大辞典】

「ンゴ」とは? 意味や語源・使い方を解説【ネットスラング大辞典】

「DQN」の意味とは? 語源や使い方を解説【ネットスラング大辞典】

※画像はイメージです

※この記事は2021年02月08日に公開されたものです

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント) (WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント・株式会社office ZERO-STYLE代表取締役。
ブログやSNSを中心としたWebメディアを専門とし、インターネットに関連する事件、事故、IT業界情勢などの解説でTV、新聞などのメディア出演多数。
ブログやSNSの活用法や集客術、リスク管理等の講演のほか、民間シンクタンクにて調査・研究なども行う。

著書『はじめてのFacebook入門決定版』(秀和システム)、『ビジネスを加速させる専門家ブログ制作・運用の教科書』(つた書房)、『会社のSNS担当になったらはじめに読む本』(すばる舎)

Webサイト:https://m-ochiai.net/

この著者の記事一覧 

SHARE