お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【心理学】職場の人間関係を改善する4つのコツ

熊谷佐知恵(心理カウンセラー)

職場の人間関係が悪化すると起こること

実際に職場の人間関係が悪化すると、どのような影響があるのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

(1)仕事に集中できなくなる

職場での人間関係が良くないと、肝心の仕事に集中できなくなる可能性があります。

人間関係が悪化して、感情が大きく揺さぶられると、私たちは正しい判断をすることが難しくなります。

特定の人とうまくいかない場合は、気にしないようにする、深入りしない、割り切る、距離を置く、関わらないようにするなどの対処法がありますが、これらはあくまで感情が揺れ動くのを避けるための方法でしょう。

それを試みることによって周囲から孤立してしまったりするかもしれず、別の問題が生まれることもあります。

(2)自分が疲れて体調を崩すことも

人間関係が悪化すると、ただ我慢をしたり、逆に関係を良くしようと積極的に関わろうとして、相手の顔色をうかがい過ぎることがあります。そうすると、自分が疲れてしまうでしょう。

近年は、職場におけるストレスがメンタルに悪影響を及ぼすケースも増加しています。

職場の人間関係が悪化し、ストレスをため込みすぎると、体調を崩したりすることもあるので注意が必要です。

(3)離職の可能性が生まれる

職場の人間関係は、大きくこじれると、離職の原因にもなり得ます。

たとえやりたかった仕事でも、人間関係が良くないと、そちらに意識を向けることに多くのエネルギーが奪われてしまいます。そのような環境では、本来やりたかった仕事を続けることさえも難しくなってしまうでしょう。

次ページ:職場の人間関係を改善する4つのコツ

SHARE