大物芸能人の不倫が世の中を駆け巡り、日々それらのニュースを目にしたり、独身の友達からその手の話を聞かされたりしていると、不倫がなんとなく身近なものに感じられる今日この頃。
そんな中で、何となくマンネリしてきた夫婦関係。子どもができれば夫のことよりも子どもを優先してしまい、いつも間にか夫との関係には潤いがなくなってしまった。
そして、またドキドキしたいなと思ったタイミングで、ちょっと気になる男性なんかが現れてしまうと……。
ストップ! そのまま流されてはいけません。
Check!
■そもそも既婚女性がモテるのは本当?
「既婚女性はモテる」と聞くことがありますが、正確にいうと「モテるのではなく遊びで誘ってくる男性が多い」のが事実だと思います。
女性側が「都合のいい恋愛」を望んでいるのと同じように、男性側では「都合のいい女性」を探しているということです。
本気になるには、「人妻」はハードルが高過ぎますし、男性側の本音としては、ちょっとしたスリルを味わいたいとか、後腐れなさそうとかいう程度で、あなたである必要は全くないのです。
■既婚女性が夫以外の男性に恋してしまう理由
では、どうして既婚女性は、夫という存在がいながらも別の男性に恋してしまうのでしょうか? その理由に迫ります。
◇(1)恋したいから
バカみたいと思われるかもしれませんが、人はいくつになったって恋したいのです。ドキドキしたいし、脈ありなのかもとハラハラしたい。
夫に恋し続けられているならいいのですが、そうでない場合は別の男性に刺激を求めてしまうことがあります。
◇(2)夫は彼氏ではないから
夫というのは「異性」ですが、その前に家族であり、家庭という社会を一緒に構成する存在です。
そのためどうしても双方が生活優先になりがちで、大好きだった彼氏・彼女時代のことを忘れてしまいがちに。
そんな時に甘い言葉をささやいてくれるような男性がいたら……。恋しちゃうこともあるかもしれません。
◇(3)夫との関係が冷え切っているから
恋愛感情が湧き上がらないことよりももっとひどい冷え切った夫婦関係だって、もちろんあり得るわけです。
恋愛感情だけが冷え切ってしまったならまだましなのですが、共に生活を営むのに難があると判断してしまった場合は、「別れたい」という感情が先行し過ぎて、夫以外との恋を加速させるためのエンジンになることも。
別れたいがために、恋愛しちゃうパターンもあります。
◇(4)女性として輝いていることを証明したいから
女性は、既婚だろうが独身だろうが、何歳になろうが美しく輝いていたいもの。
「その証明をしたい」「自分が輝いてるって実感したい」と思う気持ちが不倫に走る理由になる場合があります。
■不倫に走ってしまいやすい女性の特徴
前述したように、さまざまな理由から始めてしまう不倫。
ここでは、不倫に走ってしまいやすい女性にはどのような特徴があるのかを紹介します。あなたにも、当てはまる部分はありませんか?
◇(1)恋愛体質
先ほどもお伝えした通り、いくつになったって恋がしたいのはみんな同じです。
ましてや不倫は、リスクばかりにも関わらず、刺激的な部分が魅力的に映るので、そちらに進みたくなるものです。
ただ、普通は弊害を考えた時、理性がその衝動的な行動を抑えるのですが、恋愛体質の方の多くは恋愛が人生において最重要指針だったりするで、こと恋愛に関しては歯止めが効かない傾向があります。
◇(2)自分の価値観や考えがない
いわゆる自分を持たない人というのは、周りに流されやすいが故に不倫をしてしまいがち。
不倫をするなんて想像もしていなかったのに、いつの間にかそういう関係になってしまっていた、なんてこともあります。
◇(3)自己実現欲求が高い
前述した「女性として輝きたい」と言っているタイプに多いですが、何を差し置いても自分が大切、という人です。
「自分が女性として輝きたいから」というもっともらしい理由を付けて、自己を正当化するので、不倫への歯止めが効きにくくなることがあります。
■不倫に付きまとうリスクとは
ここまで説明しても、まだ不倫に走ってしまいそうなら、今一度リスクについて確認しておきましょう。
こんなリスクを負ってまで、不倫ってしたいものですか?
◇【リスク1】周りの人の人生を壊す恐れがある
不倫を甘く見てしてしまっている人はこの部分が欠如しています。
不倫とは、あなた一人の問題ではなく、家族や社会の問題にまで簡単に発展し得るのです。
夫の会社にあなたの不倫が伝わるようなことがあれば、夫の会社での居場所を奪う可能性もありますし、ご近所に不倫がばれるようなことがあれば、子どもがつらい目に遭うかもしれません。
不倫によって、傷つくのはあたなだけではないということを、しっかり理解しましょう。
◇【リスク2】一生負い続ける自責の念
一時の気の迷いでしてしまった不倫であっても、一生負い目を感じて生き続けることになります。
「ばれなければいい」などと思うかもしれませんが、大切な家族を裏切った事実は消せません。
自分を責め続ける人生をあなたは自ら選ぶのでしょうか?
◇【リスク3】慰謝料を請求される
もちろん、不倫がばれれば慰謝料を請求されることもあります。
また、金銭だけで解決できる不倫はごく一部だと思うので、それだけで済むなら幸せだと思った方がいいです。
ばれたらお金だけではなく、あなたの大切なもの全てを失う可能性があります。
■恋心が芽生えた時の対処法
ただ、芽生えてしまった恋心をかき消すのは簡単ではありません。
では、そんな時どう対処すべきか、その方法を3つ紹介します。
◇(1)気持ちに逆らわない
別に恋することが悪いわけではないですし、それをスパイスに人生を楽しむ方法だってあります。
例えば、それを夫に公然と話して、夫のライバル心をあおるとかもなしではないですよね。
また、気持ちにふたをすると思いは余計に大きくなりますので、「あーかわいいなー、癒やされるー♡」と愛でて楽しむのも良いのではないでしょうか。
◇(2)失うものをイメージする
先ほど書いたリスクなど、不倫をした先にある最悪の事態をイメージしてください。
不倫の場合、イメージ通りの最悪の事態になることが多いので、それが現実になると考えると、恋心とかなんとか言っていられなくなります。
ですので、最悪の事態のイメージは大いに膨らませてください。
◇(3)「これ以上踏み込まない」と線を引く
二人でご飯は食べないとか、会社の外では会わないとか、人それぞれの基準にはなりますが、あなたが相手に流されてしまわないように、「これ以上は踏み込まない」という線を明確にしましょう。
その線を明確にしておくことで、事前に危ないシチュエーションを回避できます。
自分でブレーキを掛けることが大切です。
■不倫はあなたの人生を狂わせる
昔は「不倫は男の甲斐性」とか「文化」とか言われていたこともありましたが、今では大物芸能人を芸能界から抹消するくらいの問題になっています。
再度お伝えしますが、不倫は軽い気持ちで踏み出すようなものではありません。その後何十年も思い出しては後悔するような類のものだということを、理解してください。
願わくば、不倫ではなく趣味などを結婚生活のスパイスにして、楽しく生きてほしいです。
(二宮ゆみ)
※画像はイメージです
不倫に走りそうなあなたにおすすめの記事