これは20代まで。犬山紙子が「30代でやめたこと」
エッセイスト・TVコメンテーターとして活躍する犬山紙子さんが、恋愛・人間関係・趣味などあらゆるテーマで語るラジオ『犬山の遠吠え!やってまーす』。本連載では番組内のトークを言葉にし、音声と共にお届けします。今回は2020年11月23日放送分から。
『犬山の遠吠え!やってまーす』今回の番組トーク音声はこちら
こんばんは、犬山紙子です。
今回もリスナーさんからのお便りを紹介していきます。
犬山さん、こんばんは。いつも楽しく聴いています。
以前この番組で「30〜40代で新しく始めたことができたら教えてください」というお話をされていて、僕もいろいろ始めてみようかと思い新しいことを探したのですが、結局いつもの音楽・いつもの本など、今まで通りの生活をしてしまっています。
新しいことを探すうちに「『これはもう無理だな』とやめていること」もあると気付きました。僕の場合だと、「話題になっているお店に味を確かめに行くこと」です。最近は同じ店・同じ味が良いと思い、探すのを諦めました。
犬山さんも、新しいものを探しつつも「実はこれを諦めました」ということがあれば教えてもらえないでしょうか?
「新しいこと」を探す中での気付き
「話題になっているお店に味を確かめに行くこと」を諦めた、ってちょっと面白いですね。
同じ店・同じ味って良いですもんね。“いつものお客さん”になれるし、味に失望することもない。諦めたことにより、普段のささやかな幸せがより際立つみたいなことなんでしょうか。
犬山紙子が「30代でやめたこと」とは
私が30代の時に諦めたのは……「ハイヒールを履くこと」をやめました!
20代の頃、ヒールの高い靴をほぼ毎日履いていたんです。脚が細く長く見えるのが好きだったんですよね。あとは、ハイヒールの形も好きで。
いまもヒールの靴自体は好きなので、履きこなしている人を見るとかっこいいなぁと思うんですけど、もう……履くのが痛いんですよ!(笑)
今はスニーカーをよく履くので、駅とかでも階段をポンポンと上がれるし、エスカレーターやエレベーターにも乗らなくなりました。
思い返せば、20代の頃ってめっちゃエスカレーターやエレベーター乗ってたなぁって。それって、ヒールで脚が痛くて、ちょっとでも休みたいからなんですよね。
電車で席に座ることに命をかけていたのも、ヒールを履いていた時代でした。
今は電車でも立って、トレーニングがてらお尻の筋肉をちょっと締めたり、立ちながら腹筋を鍛えたりとかして、楽しいですけどね。
20代の時にコレクションしていたヒールも、デザイン性のある良い靴を中心に集めていたので、捨てたり売り払ったりするのはもったいない。ほとんど、スタイリスト志望の友達に贈っていますね。
結婚式に出席する時にもめちゃくちゃ楽なヒールしか履かないです(笑)。「脚が痛くなる」というハンデをもう背負えない!
今は楽なヒールが出てきていると思うんですけど、もっと「10時間履いても疲れない!」というようなヒールが開発されるといいなぁ。
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毎週木曜日、深夜0時30分からMBSラジオ(AM1179/FM90.6)で放送する他、アプリやネットで楽しめる「radiko」でも生配信。また、過去の放送は音声配信サービス「Radiotalk」で聞くことができます。
※この記事は2020年12月26日に公開されたものです