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弱音を吐くのは悪くない。うまくストレスを解消するには

高見綾(心理カウンセラー)

弱音を吐かないストレス解消法

中には、やっぱり弱音は吐けないという方がいるかもしれません。そんな方に向けて、弱音を吐かずにストレスを解消する方法をお伝えします。

(1)ノートに思いの丈をつづる

人に言えない時には、ノートに思っていることを全部書き連ねてみるといいでしょう。自分の思いを言葉にして表現することで、「そうか、これが嫌だったんだ」「私、こう思っていたのか」と、もやもやした感覚の正体がつかめるので気持ちがすっきりします。

ポイントは、今の感情を全部出し切ること。思いが溢れるままに、書いて書いて書きまくるのがコツです。ノートではなく、パソコンに打ち込むのもOKです。

(2)泣けるストーリーに触れる

つらい状況の時は、いろいろなネガティブな感情が膨らんで気持ちがパンパンになっています。そんな時に、がまんは逆効果。できれば思いっきり泣くことができると感情が解放されて、ストレス解消に効果的です。

映画やドラマを見て、感情移入して泣くことができると、涙と共にさまざまな感情が流れていき、気持ちがほぐれるはずです。

(3)好きなことを思いっきりする

ストレス解消には、好きなことを思いっきりやるのが良い方法です。

例えば、カラオケで熱唱する、運動をする、音楽を聞く、自然に触れる、旅行に出掛ける、料理をするなど、何でも構いませんので好きなことに没頭してみましょう。

何かに集中することで、悩みから離れることができるため、いったん気持ちがリフレッシュできますし、その行為で問題は解決されなくとも、冷静に物事を判断できるようになるでしょう。

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