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連発しがちな「お世話になります」の本来の意味とは? 正しい使い方を紹介

高岡よしみ(ビジネスマナー講師)

「お世話になります」と言われたらどう返事をする?

「お世話になります」は前述の通り、「ビジネスの関係を持っていただきありがとうございます」、「面倒を見ていただきありがとうございます」など感謝を示す表現なので、言われた場合には、感謝の意を表す返事をします。

例としては、以下のような返事があります。

「いつもありがとうございます」「こちらこそ、いつも大変お世話になっております」

いずれの表現も、目上の人やお取引先に対しても使うことのできる丁寧な返事です。

「お世話になります」に対して、略した形である「こちらこそ」のみの返事は丁寧さに欠けるため、使うのは控えましょう。

「日頃のご愛顧に感謝申し上げます」「いつもお引き立ていただきありがとうございます」

どちらも取引先や顧客などに使うのに適したフレーズです。

「お引き立て」の場合、取引規模や期間に関係なく、一度だけの取引実績しかない相手やまだ取引のない相手であっても、「お引き立て」という表現を使うことで敬意や感謝の意を示すことができます。

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