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距離が近い人の心理6つ。距離が近い人への対処法も紹介

高見綾(心理カウンセラー)

男性でも女性でも、職場でもプライベートでも、距離が近い人っていますよね。何か対策はあるのでしょうか? 今回は、心理カウンセラーの高見綾さんに、距離が近い人の特徴や心理、うまく対処する方法を教えてもらいました。

なぜか物理的に距離の近い人っていますよね。何気ない会話をしていたら、相手の顔が近くにあって、ぎょっとしたことのある人もいるでしょう。

そこで今回は、距離が近い人の特徴や心理について詳しく解説します。また、距離が近い人にどのように対処すれば良いのかも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

距離が近いってどういうこと?

私たちは、それぞれが心理的な縄張りのようなものを持っています。「パーソナルスペース」といって、他人が入ってくると不快に感じる範囲です。一般的に「距離が近い」というのは、このパーソナルスペースが狭いということを表します。

パーソナルスペースの広さには個人差があり、また相手との関係性によっても左右されます。親しい間柄であれば近くても気になることはなく、むしろ親密感を抱けますが、それほど親しくないのにぐっと近づかれると、やや不快に感じてしまうものです。

参考記事はこちら▼

あなたのパーソナルスペースはどうなっている? 10の質問から、自分では気づいていない他人との距離感を探ってみましょう。

距離が近い人の特徴

では、距離が近い人にはどういった特徴があるのでしょうか。代表的なものを挙げてみました。

(1)明るくて好奇心旺盛

まず、興味の対象が、自分ではなく他人や外の世界に向いている人が多いです。

そのため、明るく外交的な性格をしており、興味のあることに対しては何でもすぐに行動を起こすようなフットワークの軽さがあります。自分の好きなものに周りを巻き込むのも得意です。

(2)人見知りしない

初対面の相手であっても気さくに話し掛け、打ち解けやすいのも特徴です。

オープンマインドなので、相手から好意があると勘違いされるケースも少なくありません。大勢とワイワイするのが好きな人が多いです。

(3)スキンシップが多い

距離が近い人は、背中や肩にポンと軽く手を触れたり、ハグをするなど、自然なスキンシップを取ることが多いです。

もともとスキンシップの多い家庭環境で育ってきていたりすると、相手にタッチすることに抵抗が無くなり、人との距離が近くなるケースが多いようです。

(4)寂しがり屋

距離が近い人の中には、寂しがり屋で、誰かと一緒にいるのが好きという人も多いです。

一緒に食事をしたり遊んだりして、人と深く関わりたいと思っています。人懐っこい性格をしている人も多いですね。

(5)恋愛に積極的

距離が近い人は、恋愛においても積極的で、気になった異性がいれば自分からアプローチをしていくのも特徴の1つ。

男女分け隔てなく仲良くなりやすいので、恋愛に発展しやすい傾向があります。

(6)身体的な理由がある

これは例外ですが、「声が聞き取りにくいから」「目が悪くてよく見えないから」といった理由で距離が近いケースもあります。

▶次のページでは、距離が近い人の心理について解説します。

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