距離が近い人の心理6つ。距離が近い人への対処法も紹介
距離が近い人を苦手に思う理由
パーソナルスペースは、自分を守るために必要なものです。親しくない人がパーソナルスペースに入ってくると「危ないよ」「傷つく危険性があるよ」というアラームが鳴り、防衛本能が働きます。
それ故、相手のことが嫌いなわけではなくとも、距離が近い人に対して「苦手だな」といった気持ちになるのです。
距離が近い人への対処法
距離が近い人がいると、対応に困ってしまう時もありますよね。そこで、上手に対処する方法を紹介します。
(1)こちらから距離を取る
ぐいぐい近づいてこられて嫌な気持ちになったら、こちらから一歩離れて適切な距離を取るようにしましょう。
また、物理的な距離と心理的な距離は比例するので、心理的にあまり近づき過ぎないようにするのもポイントです。プライベートな質問をされて答えたくない時は、かわしてみましょう。
(2)相手側の手でかばんを持つ
並んで歩いている時に、肩や腕が当たってしまうほど近くて嫌に思った時は、かばんを相手側の手で持つようにすると、物理的に距離ができます。
心理的な面でも、間に物があることで近づきづらくなりますよ。
(3)その場から離れる
会社の飲み会などで、距離が近い人がいて嫌だったら、ずっと我慢している必要はありません。
「ちょっとトイレ行ってきますね」と一声掛けて席を立ち、戻る時に別の席に移動しましょう。
(4)相手の正面に体を寄せる
距離が近い人が隣に座っている場合は、座り直すようなしぐさをしつつ、椅子の向きが相手の正面になるよう少し傾けましょう。
特に男性が不快に感じるパーソナルスペースは、前方が広く、横は狭くなっていることが多いので、正面にいたら近づきにくくなります。
(5)「もう少し離れましょう」と伝える
もし直接伝えることができる相手であれば、「もう少し離れましょう」「私はこれくらいの距離の方がありがたいです」と優しい口調で伝えてみましょう。
近い距離の方が安心するという人には、はっきりと伝えた方が分かってもらえます。
距離が近い人にうまく対処しよう
心地良い距離は人によって違いますし、関係性によっても変わります。親しくない相手からぐいぐい近づいて来られると、嫌な気持ちにもなるものです。
とはいえ、距離が近い人は明るくて好奇心旺盛だったり、オープンマインドで初対面の相手にも気さくに話し掛けたりと、良い人である場合も多く、無意識のうちに近くなっていることがほとんど。
それでも、もし嫌だなと思ったら、我慢せずに自分から適切な距離を取るようにしましょう。上手に対処して付き合っていきたいですね。
(高見綾)
関連する診断もあわせてチェック
※画像はイメージです
※この記事は2020年12月14日に公開されたものです