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誰かの喜びを見てワクワクしたい「ジョイキャリ」。JT 箕浦はるさんの働き方

#働くわたしの選択肢

マイナビウーマン編集部

「バリキャリ」「ゆるキャリ」……女性の働き方って、本当にこの2つだけなの? 100人いれば100通りの働き方がある。一般企業で働く女性にインタビューし、会社の内側や彼女の働き方を通して、読者に新しい働き方「○○キャリ」の選択肢を贈る連載です。

取材・文:井田愛莉寿(マイナビウーマン編集部)
撮影:masaco

「ひとのときを、想う」という名フレーズでおなじみの企業、JTこと日本たばこ産業株式会社。北村匠海くんのエモすぎるCMが印象に残っている人も多そうですが、実際に中の人たちがどんな仕事をしているか知っていますか?

「働く上で大事にしている軸は、自分がワクワクできるかどうか。誰かがちょっと喜んでくれることが自分にとってのワクワクに変わるんです」。

そう語るのは、入社4年目のJT社員・箕浦はるさん。商品企画部で働きながら、人々の日常に寄り添う嗜好品と向き合っているのだそう。

誰かの日常を少しだけハッピーにしたいと語る想いとは? JTで働く一人の女性が持つ「選択肢」を聞きました。

J Tで働く女性社員の仕事内容って?

マイナビウーマン編集部の井田です。今日はよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします。
箕浦さんは今、JTの商品企画部でお仕事をされているんですよね?
はい。入社3年目までは営業職だったんですが、2020年4月に今の部署に異動しました。
商品の開発や企画って具体的にどんなお仕事なんでしょう?
低温加熱型の加熱式たばこと呼ばれる「プルーム・テック」「プルーム・テック・プラス」「プルーム・テック・プラス・ウィズ」の商品開発と、そのコンセプトを届ける広告を考えています。

箕浦さんが開発や企画に関わっている「プルーム・テック」

私は喫煙者ではないんですが、プルーム・テックのような低温加熱型の加熱式たばこって、紙巻たばこと比べてにおいが少ないことで注目されているたばこですよね。私の周りでも、こうした低温加熱型の加熱式たばこに移行している人が増えてきている印象です。

そう実感してもらえるのはうれしいです! プルーム・テックは、さまざまな香りや味わいの専用リフィルを取り付けて楽しむデバイスになっています。今は、そのリフィルの開発・企画を担当するのが主な業務なんです。

なるほど。実際に、これまでどんな商品に携わってきたんでしょう。
異動してから関わったのは、朝用と夜用をコンセプトにしたリフィルの開発ですね。
香りでも味わいでもないまさかのシーン切り口! 斬新ですね。

そうなんです。たばこという嗜好品は、人々の「時間」に寄り添うもの。中でも、プルーム・テックは紙巻たばこと比べてにおいが少ないため、おうち時間で楽しむユーザーが多いんです。

加えて、朝と夜はリビングでリラックスしている方が多いということが調査で分かっています。だから、それぞれのシーンにぴったりな香りのリフィルがあれば日常的に楽しんでもらえるのではないか、と考えたのが始まりでした。

朝用と夜用をコンセプトにしたリフィルのデザイン

朝用と夜用、それぞれどんな味わいなのか気になります!
朝用はローズ、夜用はジャスミンの香りです。朝はフレッシュで華やかな気分になれるもの、夜はリフレッシュした気分になれるものを開発しました。
パッケージも朝と夜がイメージされる繊細で新しいデザインですね。
広告のコミュニケーションを考える上で、それはすごく意識したポイントです。一人でも多くのお客様に自分事としてイメージしてもらえるよう、具体的な朝と夜のシーンが想起されるデザインに工夫しました。女性でも手に取りやすい見た目であることも考えましたね。
確かに、よく見るようなデザインとはちょっと違う気がします。ライフスタイルに寄り添ったおしゃれなパッケージってすごく素敵。

「たばこのことを考えていない時間」に生まれるアイデア

ちなみに、こうした斬新なアイデアってみなさんどうやって着想されるんですか?

私の場合は、「たばこのことを考えていない時間」ですね。そんな時間に自分が何を楽しいと思うか、をヒントにしています。

例えば、買い物中にコスメ売り場を見て、世の中のトレンドや商品の魅せ方を勉強したり。トレンドと言えば、今回紹介したリフィルは、朝用、夜用など時間帯専用のドリンクやお菓子の流行がヒントになったんですよ。

えぇ、面白い! 他にも、世の中の流行を受けて生まれたリフィルはありますか?
そうですね。 炭酸飲料をイメージしたエナジーコンセプトのリフィルが作られたこともあります。
それってエナジードリンクから想起したものってことですか?
はい、そうです! 紙巻たばこの場合は一つの銘柄を継続的に吸う方が多いですが、低温加熱型の加熱式たばこって、気分によってフレーバーを変えていく方が多いんです。なので、シーンに合わせていろんな味わいを楽しんでほしいという思いで、毎日さまざまなフレーバーの開発を頑張っています。
20代という同世代の視点で商品が考えられているって、なんだかワクワクします。これからどんな新しいフレーバーが出てくるのか想像するだけで楽しい!

全ての人が「自分の嗜好を大事にできる世の中」に

そういえば、箕浦さんはどうしてJTへの入社を選択されたんですか? 誤解を恐れず言えば、たばこ産業って女性が働いているイメージがあまりなくて。
入社面接で話していた言葉をそのまま言うと、仕事を選ぶ上で「自分がワクワクできるかどうか」という軸が強くあったんです。そんな軸で考えると、“誰しもが必ず使うような、世の中に必要なものを提供する企業”ではなく、“ちょっとしたハッピーを人の心に届けられる企業”で働きたかった。
だから嗜好品を扱う企業を選んだんですね。
それと、元々私がたばこを嗜むのも理由の一つではあったんですが、JTという会社を知っていく過程で、たばこという嗜好品は本当に奥が深いなと感じるようになったんですよ。
それはどういう意味でしょう。
たばこって吸う人、吸わない人の両者がいる世の中が当たり前で、その間には結構高い垣根が存在しているように思うんです。他の商材では考えられないくらいに。
それは分からなくもないかも。たばこに対する印象って本当に人それぞれですもんね。好きな人もいれば、嫌いな人がいるのもリアルだと思います。
そこで、JTという会社を通して両者が気持ちよく共存できる世の中を作っていけたらいいなと感じたんです。たばこが良い悪いという議論ではなく、ここにいれば「一人ひとりが自分の“好き”を大事にできる世の中」が実現できるんじゃないかなって。
そういった意味では、吸わない人の意見も開発や企画の上では重要になってきますよね?
そうですね。だから、たばこを吸わない友達にも意見を聞いたりしています。吸わない人たちがたばこを不快に思ったり、嫌だと感じたりするポイントはきちんと知っておきたくて。
これまでどんな意見をもらったんでしょう。
多く声が挙がったのは「においがつく」というポイントでした。たばこそのものへの嫌悪というより、結局それが自分にとってマイナスになってしまうことを嫌悪している。だからこそ不快なにおいなどのリスクが少ない商品が開発できたらいいなとチームで話しています。

誰かの喜びがワクワクに変わる仕事

箕浦さんはご自身が携わる商品を通して、世の中にどんな影響をもたらしたいと思っていますか?
先ほど、人々が好きなことを大事にできる世の中の実現がしたいと話しましたが、まだ特に女性においては「喫煙者であることを周りに言えない」という“隠れ吸い”する声を多く耳にします。
今はまだ嗜好をオープンにできない世の中が現実ということですね。
吸わない方に配慮をして隠れて吸う方も多く、それ自体はとても素晴らしいことだと思います。でも、やっぱり嗜好品は周りの目を気にしながらではあまり楽しめるものじゃないと思うんです。だから、プルーム・テックを通して「これならたばこのにおいが気にならない」「配慮して吸える」と感じてもらえたらうれしいなって。
本当に熱い思いがあってお仕事をされているんですね。

また、最近では「気軽に楽しめる」というプルーム・テックの特徴を生かして、新しいことにもトライしています。

忙しい日々を過ごす人々が “ちょこっとひと息つく時間”をちゃんと肯定してあげたい、前に進もうとする人々をそっと応援してあげたい、という思いから、「ちょいOFFタイム」をテーマにさまざまなコンテンツ発信に取り組んでいます。それによって、プルーム・テックがそっと寄り添えるような存在になれたらな、と。

仕事において「自分がワクワクできることが軸」だと話されていましたが、誰かのためという他者視点も箕浦さんの中では大きいように感じます。

私にとってワクワクすることは、自分の中で「どんな意味を見出せるか」なんです。

見た目や属性で判断されてしまったり、物事が良し悪しの二択で語られたりすることが多い世の中において、自分の個性をなかなか表現できないでいる人って多くいると思うんです。学生時代、私自身もその葛藤に苦しむ時期が結構あって……。

だから、もっと自分の“好き”を大切にできる、表現できる世の中を目指したい。そんなふうに考えるようになってから、会社が謳う「ひとのときを想う」という言葉にも自分なりに意味付けをできた気がしています。それからは、目の前の仕事においても自分なりの「意味」を見出しながらワクワクできるようになりました。

箕浦さんの想いから、少なからずどこかでハッピーな気持ちを分けてもらっている人は必ずいる気がします。今日は素敵なお話をありがとうございました!

マイナビウーマン編集部

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