「旦那」の意味と語源とは? 使い方や注意点・言い換え表現を解説
「旦那」の言い換え表現(例文付き)
最後に、「旦那」に代わる言葉を、「夫」「主人」も含めて以下に紹介します。
「夫」
妻が配偶者を指して呼ぶ言い方です。対義語は「妻」。
報道でも使われ、最もオーソドックスな呼び方と言えます。
例文
・夫はただいま外出しております
「主人」
「家の主(あるじ)」を意味し、妻が夫を指して呼ぶ言い方です。
他人の夫の敬称でもあり、その場合は「ご主人」「ご主人様」と使います。
例文
・ご主人はご在宅でしょうか?
「夫君(ふくん)」
他人の夫の敬称。少々古風な言い回しです。
例文
・ご夫君によろしくお伝えください
「亭主」
「家の主」という意味で、妻が夫を指して呼ぶ言い方。対義語は「女房」。
やや古風な言い回しです。
また、茶道で客人をもてなす主催者のことも指します。
例文
・ご亭主とは最近あまりお会いしていませんが、お元気ですか?
「良人(りょうじん)」
妻が夫を指して呼ぶ言い方で、古風な言い回しです。
例文
・良人のある身ですので、ここで失礼します
「パートナー」
英語で「配偶者」を意味しており、対等な関係性を示す言葉としても使えます。
配偶者の他、仕事のパートナーという意味もあります。
例文
・私のパートナーをご紹介します
配偶者や家族の呼び方には「その人」が表れる
いかがでしたか? 今回は、「旦那」の意味や使い方についてご紹介しました。
配偶者や家族の呼び方には、マナー以上にその人のスタイルや考え方、キャラクターなどが反映されます。
働く女性が増えた今、夫婦の呼び方や関係性にも多少の変化があるのは当然です。お互いにどう呼び合うのがベストか尋ねるのも良いでしょう。
もちろん、それが気楽な席か、かしこまった席かにもよります。臨機応変に使い分けると良いですね。
(前田めぐる)
※画像はイメージです
※この記事は2020年11月26日に公開されたものです