「わかりました」は敬語? 目上の人に使う際の丁寧な言い換えや例文とは
目上の人に「わかりました」と使うのは失礼?
丁寧語である「わかりました」は目上の人に使っても良いのでしょうか?
結論から言うと「避けた方がベター」です。
「わかりました」と返すのは避けた方が良い
確かに「わかりました」は丁寧語という敬語表現の1つですが、他の敬語に比べて敬意の度合いがやや控えめです。
そのため、失礼だという印象を抱かせないよう、できれば目上の人に対して「わかりました」と返すのは避けた方がいいかもしれません。
相手が目上の人の場合は、丁寧語だけではなく、後述するような「相手を立てる表現」または「自分がへりくだる表現」を用いる方が良いでしょう。
「了解しました/了解です」もカジュアルな印象を与えてしまいがち
なお「わかりました」と同じように使われている言葉に「了解です」「了解しました」というものがあります。
同僚や部下など、自分と同等かそれ以下の立場の人を相手に、情報伝達や指示・依頼などへの返答の言葉として日常的に使われています。
しかし、上司など目上の人に対しては少し軽々しく、カジュアルな印象を与えてしまうので、避けた方が良いでしょう。
「了承しました」も目上の人や上司には使わない
「了承しました」とは「了承する」という言葉に敬意を表した丁寧語です。依頼に対し、承諾する意味合いとして使用します。
ただし、相手に対して「OK」という意味合いが強いため、こちらも目上の人や上司に使うことはおすすめできません。部下や同僚に向けて使うことが一般的です。