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ごますりの意味。上司への「ごますり」は必要? 出世に近づく一番の近道とは

トイアンナ

あなたの職場にも、上司にごますりをする人はいませんか? 成果は同じだけ出しているのに、ごますりで評価が変わるなんて場合は、やりきれない気持ちにもなるでしょう。そこで、今回はコラムニストのトイアンナさんに「ごますりは本当に必要なのか?」について聞いてみました。

上司の言う通りに動くイエスマン。服の色や言葉遣い、お酒の飲みっぷりに仕事の進め方。何から何まで褒めちぎる、「ごますり」のうまい人っていますよね。

「ごますり」の言葉の意味

まずは、「ごますり」の言葉の意味からおさらいしておきましょう。

ごますりとは、「媚びへつらうため、他人へお世辞を言ったり、ご機嫌取りに走ったりすること」を意味します。

すり鉢でごまをすると、ごまがすり鉢に張り付いていきます。このベッタリ張り付く様子が、偉い人へくっついて機嫌を取ろうとする様子に似ているため、「ごますり」といわれるようになりました。

昔であれば、君主や王へごますりをする臣下が多数いました。むしろ君主をいさめる(あえて厳しい意見を言って、目上の人の誤りを正すこと)のは命懸けで、その行為により罰を受けた人も多数います。

現代でも、命は懸からないとはいえ上司をいさめるには勇気がいりますよね。逆に、上司やお局さまへごますりを欠かさないのは簡単な生き方に見えます。

ですが、それって本当に簡単なのでしょうか?

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