ごますりの意味。上司への「ごますり」は必要? 出世に近づく一番の近道とは
ごますりではない方法で、仕事で評価される方法
さて、この「ごますり」が起きるのには、上司がおだてられたいタイプであることに加え、さらに条件があります。それは、部下の成果が横並びになっている時です。
ということは、以下のような状況であれば、ごまをすらなくても評価されるでしょう。
(1)圧倒的な成果が出せている
例えば、営業成績が横並びだったら、その中で気に入られている人が出世するのは避けられません。
ですが、もし圧倒的な売り上げをたたき出せたなら……。ごまをすらなくても、出世は望めるでしょう。
(2)成果を数字で示すか、専門知識を付ける
成果が数字に表れづらい職場では、何とかして成果を数字で示せるように、提案をしてもいいかもしれません。目に見える形で成果を出せたなら、ごますりから離れられるでしょう。
また、数字で成果を示す自信が無い方は「自分しか持っていない専門性」を意識して身に付けましょう。
成果であれ、専門性であれ、職場の人から一目置かれる立ち位置を手に入れられれば、順当な評価を受けることができるはずです。
ごまをする必要の無い人を目指そう
ごますりを強制されるのは、代わりがきく人材と思われているから。つまり、舐められているのです。
ですので、もしごますりがどうしても嫌いならば、すらなくていい自分になりましょう。上司からそれでも嫌がらせをされるなら、そこから先はパワハラです。
働きやすさを求めるなら、自ら働きかけていくことが重要なのです。
(トイアンナ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年11月24日に公開されたものです