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ごますりの意味。上司への「ごますり」は必要? 出世に近づく一番の近道とは

トイアンナ

ごますりではない方法で、仕事で評価される方法

さて、この「ごますり」が起きるのには、上司がおだてられたいタイプであることに加え、さらに条件があります。それは、部下の成果が横並びになっている時です。

ということは、以下のような状況であれば、ごまをすらなくても評価されるでしょう。

(1)圧倒的な成果が出せている

例えば、営業成績が横並びだったら、その中で気に入られている人が出世するのは避けられません。

ですが、もし圧倒的な売り上げをたたき出せたなら……。ごまをすらなくても、出世は望めるでしょう。

(2)成果を数字で示すか、専門知識を付ける

成果が数字に表れづらい職場では、何とかして成果を数字で示せるように、提案をしてもいいかもしれません。目に見える形で成果を出せたなら、ごますりから離れられるでしょう。

また、数字で成果を示す自信が無い方は「自分しか持っていない専門性」を意識して身に付けましょう。

成果であれ、専門性であれ、職場の人から一目置かれる立ち位置を手に入れられれば、順当な評価を受けることができるはずです。

ごまをする必要の無い人を目指そう

ごますりを強制されるのは、代わりがきく人材と思われているから。つまり、舐められているのです。

ですので、もしごますりがどうしても嫌いならば、すらなくていい自分になりましょう。上司からそれでも嫌がらせをされるなら、そこから先はパワハラです。

働きやすさを求めるなら、自ら働きかけていくことが重要なのです。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年11月24日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

慶應義塾大卒。P&Gジャパン、LVMHグループで合わせて約4年間マーケティングを担当。その後は独立し、主にキャリアや恋愛に関するライターや、マーケターとして活動。著書に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』や『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』などがある。

●ブログ「トイアンナのぐだぐだ」
http://toianna.hatenablog.com/

●Twitter
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●公式サイト
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