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にんじんの栄養素と効果とは? 栄養を逃がさない食べ方のコツ

渡辺愛理(管理栄養士/温活料理研究家)

にんじんの豆知識Q&A

ここでは、知っておくと得をするにんじんの豆知識を紹介します。日々の生活の中で生まれる疑問を解消していきましょう。

食べごろのにんじんの見分け方

食べごろのおいしいにんじんの見分け方としては、ひび割れがなく、オレンジ色が濃いものなどを選ぶと良いでしょう。

おいしいにんじんの見分け方まとめ

・ひび割れがあまりない
・濃いオレンジ色
・ずっしりと重く、みずみずしいもの
・つやがあるもの
・軸の切り口の大きいものはしんが太くて固いので避ける

皮はむく? むかない?

皮はむいた方がいいのか、むかなくてもいいのか、どちらなんだろう? と思われる方も多いのではないでしょうか。

実は、にんじんの皮にもリコピンやβ-カロテンが多く含まれています。そのため、特に気にならない方は皮ごと食べた方が、より賢く栄養素を摂ることができます。

にんじんの保存方法

にんじんの保存方法は、いろいろあります。

新聞紙などに包み、冷蔵庫に保管もしくは冬場などの寒い時期であれば冷暗所などの常温保存でもOKです。

また、にんじんは切ったものから傷みやすくなっていきます。そのため、時短などの観点から切った状態で保存しておきたいという場合は、真空状態で袋に入れたり、ラップに包んだり、できるだけ空気に触れないようにして野菜室に保存します。

なお、3日程度を目安に使い切りましょう。

冷凍保存はカットしてからがおすすめ

冷凍保存される場合は、そのまま冷凍保存するとかなり使いにくくなってしまうので、使い勝手の良い形に切ってから冷凍されることをおすすめします。

スライスなど棒状にカットする場合は、一度バッドなどに広げて凍結させてから保存袋に入れることでにんじん同士がくっつかなくなります。また、煮物用などに切った少し大きめのものは、一度固茹でにしてから冷凍するといいでしょう。

冷凍保存の場合、少量なら冷凍のまま使っても問題はありませんが、量が多くなる場合は一度解凍してから調理しましょう。水っぽくなるのを防ぐことができます。

次ページ:にんじんの食べ方を工夫して、効率良く栄養素を取り入れよう

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