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「草」とは? 意味や語源・使い方を解説【ネットスラング大辞典】

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

「草」の使い方(例文付き)

前述した通り「草」は、笑いや面白さ、またその度合いを表現する形で使われています。

一般的な使われ方の例を見てみましょう。

・「昨日買ってきた服、タグが付いたまま着てて」(「昨日買ってきた服、タグが付いたまま着てたわ(笑)」)

・「田舎だとは聞いていたけど、駅前にコンビニすらなくて草生える」(「田舎だとは聞いていたけど、駅前にコンビニすらなくて笑える」)

・「営業部の人たち、リモート飲み会の翌日に全員遅刻してて大草原不可避」(「営業部の人たち、リモート飲み会の翌日に全員遅刻してて爆笑せざるを得ない」)

「草」は「(笑)」とほぼ同意で感情を表現するように使われますが、「草生える」は動詞的な言い回しとして使われることが多いようです。

また、より大きな笑いや面白さの程度を「大草原」と表し、それに加えて「不可避」つまり、避けることができないという表現を合わせ、「大草原不可避」→「爆笑せざるを得ない」といった意味で使用されます。

ちなみに反対の意味で、「草も生えない」→「笑えない」いう使われ方もあります。

いずれも、使い方によっては嘲笑のように捉えられることもあるため、注意が必要です。

また、このようなネットスラングは、多くの場合、時と共に表現方法が変化していきます。

「草」や「草生える」、「大草原不可避」も、いつかは古臭い表現になったり、意味の捉えられ方が微妙に変化したり、通じない表現となる日が来るかもしれません。

ネットスラングの使用はTPOに注意を

少し前まではネットスラングを日常の会話の中で使用するのに抵抗を感じる人も多くいましたが、SNSの普及などにより、インターネット上でのコミュニケーション量がひときわ増えた現在は、躊躇なく使われるようになっています。

軽い表現として使いやすいネットスラングですが、使い所を間違えると失礼にあたることも。

「草」の使用もTPOをわきまえて楽しみたいですね。

(落合正和)

※画像はイメージです

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント・株式会社office ZERO-STYLE代表取締役。
ブログやSNSを中心としたWebメディアを専門とし、インターネットに関連する事件、事故、IT業界情勢などの解説でTV、新聞などのメディア出演多数。
ブログやSNSの活用法や集客術、リスク管理等の講演のほか、民間シンクタンクにて調査・研究なども行う。

著書『はじめてのFacebook入門決定版』(秀和システム)、『ビジネスを加速させる専門家ブログ制作・運用の教科書』(つた書房)、『会社のSNS担当になったらはじめに読む本』(すばる舎)

Webサイト:https://m-ochiai.net/

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