習慣化するコツ9選。なぜ継続できないのか?
ダイエットも勉強も始める時は気合い十分なはずなのに、三日坊主になっていませんか? 習慣化するメカニズムを知ることで、何事も継続させられると、心理カウンセラーの秋カヲリさんは言います。では、習慣化するコツとはどんなものなのでしょうか?
勉強、ダイエットなどを習慣化しようとしても、失敗する人も多いですよね。どうして「やろう!」と思っても、なかなか習慣化できないのでしょうか?
今回は、習慣化できない人の特徴や失敗する理由、習慣化するためのコツなどを解説します。
習慣化できない人の特徴
実は、習慣化できない人には共通点があります。性格・言動に共通する特徴をそれぞれ紹介しましょう。
性格に見られる特徴
(1)飽きっぽい
飽きっぽいと、継続したいものを何回か試した時点で満足して継続する気が失せてしまい、なかなか習慣化ができません。
(2)怒りっぽい
怒りっぽい人も物事が長続きしません。
習慣化する過程で、失敗や我慢を繰り返し、怒りの感情が生まれることがあります。そんな怒りの感情は、人のやる気を奪い「頑張ろう」という気持ちを削いでしまうのです。
(3)楽観的
楽観的な人は良くも悪くも自分に甘く「今日くらいサボっても良いだろう」と考えがちです。
楽観的故に、何事にも気軽にチャレンジできるのが良いところですが、習慣化するには怠けないように意識する必要があります。
言動に見られる特徴
(1)嫌なことを後回しにする
夏休みの宿題を最終日にやるタイプではありませんか?
嫌なことを後回しにする癖がある人は、「また今度やれば大丈夫だろう」と今やることを軽視してしまい、習慣化できないまま挫折してしまうことが多いのです。
(2)スリルやギャンブルが好き
あえて自分をギリギリまで追い込んで挑戦するスリルやギャンブルを好む人も、着実にこなすルーティン的な行動は刺激が少ないので苦手とします。
そして、習慣化するとハラハラ感やドキドキ感が味わえないので、無意識にサボってしまいます。
(3)寝不足などで疲れている
寝不足など、体が疲れていると意志力(脳が物事を実行する力)が落ちてしまいます。自制心がうまく機能しなくなり、自分の衝動や欲求に抵抗できなくなってしまうのです。
当然、毎日決まったことをする習慣化の妨げになるでしょう。