習慣化するコツ9選。なぜ継続できないのか?
習慣化するためのコツ
行動・身体・思考に分けて、習慣化するためのコツをそれぞれ3つ紹介します。
勉強・読書などの行動習慣を付けるコツ
(1)1回の文量を最小限にする
いきなりたくさんやろうとすると挫折します。できるだけスモールスタートを心掛け、続けることを重視しましょう。
読書なら1日2ページからスタートして、慣れてきたら5ページ、10ページ、20ページ……と増やしていってください。
(2)甘いものを食べる
自制心を働かせる時は、脳のエネルギーをたくさん消費します。習慣化するには自制心が必要ですから、脳のエネルギーの源になる糖質が取れる甘いものを食べるのがおすすめ!
血糖値が下がると自己コントロール力が弱まるので、気合いを入れて取り組みたい時は甘い飲み物やチョコレートなどを食べましょう。
(3)生活動線に本や参考書を置く
勉強や読書などを日常の中に組み込む場合は、生活動線の中にきっかけを作るのが習慣化のコツ。
普段ゴロゴロ寝ているソファやベッド、もしくはゆっくり座るトイレに本や参考書を置くことで、そこに行った時に自然と目に留まります。自分の1日を想像して、取り組むのに最適な場所に習慣化させたいものを置きましょう。
ダイエット・早起きなどの身体習慣を付けるコツ
(1)誘惑に負けた後のことを想像する
これまでドカ食いしたり寝坊したりした時、どんな気持ちになったか想像しましょう。たくさん食べたり寝たりすれば満足すると思いがちですが、実際は後悔の気持ちの方が大きくなるものです。
「自分の欲求に従ったはずなのに楽しくなかった」という経験に目を向ければ、「今ここで誘惑に負けたら嫌な思いをする」と想像でき、ダイエットや早起きの習慣化につながります。
(2)量ではなく質を上げる
ダイエットのために食べる量を一気に減らす、運動する量を一気に増やす、早起きのために寝る時間を増やす、といった量を変動させる戦法だと、気合いがいる上に限界があります。
食べる量を減らさずに健康的な食事を心掛けたり、同じ睡眠でも質の良い睡眠を取れるマットレスでの睡眠に変えたり、量ではなく質を変えるとラクに習慣化できます。
(3)ポジティブな言葉を発する
「これで理想の体型になれる!」「今日の目覚めもばっちり!」というように、行動を起こす時にポジティブな言葉を発すると、気持ちがその言葉に引っ張られます。
「やらなきゃいけないけど、やる気にならないなあ」と思ったら、ポジティブな言葉を発してやる気スイッチを押しましょう!
考え方など思考習慣を付けるコツ
(1)現状を受け入れる
前述した通り、考え方は簡単には変わりません。なので、今まで通りに考えてしまっても「今、私はこう考えているな」と現状を受け止め、そこから新しい考え方に目を向けましょう。
「こう考えちゃダメだ!」と否定するとかえって気になってしまい、なかなか新しい考え方が習慣化されません。
(2)一呼吸置く癖をつける
人の考え方にはそれぞれ癖があり、強制するには時間がかかります。直感的かつ衝動的に行動していると今まで通りの考え方をしてしまうので、考える時は一呼吸置く癖をつけましょう。
「ちょっと待てよ」と考え直すことで、新しい思考習慣が身に付きます。
(3)鏡に向かって言い聞かす
鏡に映る自分に対して言い聞かせるのも効果的です。
「私は〇〇だと考える」と自己申告し、新しい思考を声に出して自分に言い聞かせるのです。声に出して認識することで、だんだん思考もその方向に矯正されていきます。
まずは3週間チャレンジで習慣化しよう!
習慣化するには、「怠けたい!」という欲求に抗う力を付ける必要があります。
今回紹介したやり方を実践しながら、まずは3週間続けることを目標に取り組みましょう。良い習慣が身に付けば、人生の質がグンと上質になりますよ。
(秋カヲリ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年10月23日に公開されたものです