【花言葉】「別れ」にまつわる意味を持つ花20選
花に気持ちを乗せてプレゼントしたい時、参考にしたいのが「花言葉」。今回は「別れ」にまつわる花言葉を紹介します。退職や異動、引っ越しなど、さまざまな別れのシーンで花を贈りたい時には、花言葉も参考にしてみてはいかがでしょうか?
失恋や卒業、異動・退職、引っ越しなど、「別れ」にはさまざまな場面があります。
離れ離れになることは、寂しさばかりでなく、笑顔で相手を送り出したいという時もありますよね。
言葉だけで足りない時には、花に思いを込めて贈りましょう。
今回は「別れ」のシーン別に合う花について、ご紹介します。
友人や同僚との別れ
まずは友人や同僚との別れのシーンで贈りたい花を紹介します。
スイートピー「優しい思い出」
イタリア・シシリー島生まれのスイートピーは、20世紀、イギリス王妃がこの花を気に入り、式典などで用いたことで世界中に広まったとされています。
今にも飛び立ちそうな蝶々を思わせる花びらから「門出」「優しい思い出」などの花言葉が付けられました。
甘い香りも特徴で、ヨーロッパでは寝室に飾る花とされています。
「楽しい思い出をありがとう」と感謝を伝えたい時や、門出を祝いたい時に贈りたい花です。
ネリネ「また会う日を楽しみに」
ギリシャ神話に出てくる美しい水の精「ネーレーイス」から名付けられたネリネは、ヒガンバナと似た花の形をしています。
10~12月の秋に咲き、色はピンクや白など薄いものから青や紫など濃いものもあり、秋の光にキラキラと輝く姿から「ダイヤモンドリリー」という別名を持っています。
花言葉は、海底で箱入り娘のような暮らしをしていたネーレーイスの美しい姿を目にした男たちが「また会える日が楽しみだ」と思ったという伝説から生まれています。
別離を乗り越えて次の楽しみを待つ前向きな気持ちを感じさせてくれます。親しい人に向けて、「また会おうね!」という思いを届けてくれる花です。
ミヤコワスレ「しばしの別れ」
「都忘れ」とも書くこちらの花は、1221年の承久の乱で佐渡に流された順徳天皇が、庭の片隅に咲く花の姿に慰められ、つかの間でも都を忘れることができた、というエピソードからこんな花言葉が付けられました。
細い茎から真っすぐに伸びる薄い花びらは、上品さや優しさを思わせます。
「江戸紫」「桃山」「瀬戸の白雪」など情緒ある品種名が多く、古くから人々に愛されてきたミヤコワスレは、旅立つ友人に「また会おう」という気持ちを伝えたい時にぴったりな花です。
ニチニチソウ「生涯の友情」
毎日、次々と絶えずに花を咲かせ、それぞれが3~4日ほど続くことから「日々草」とも書くこちらの花は、日々たくさんの花が咲く様子から「生涯の友情」や「若い友情」という花言葉が生まれました。
夏を彩る花として、離れても変わらない友情を伝えたい相手に贈りましょう。
爽やかな香りもある反面、毒を持っているため、取り扱いには注意が必要です。
グラスペディア「永遠の幸福」
グラスペディアは、真っすぐな細い茎に、小さく鮮やかな黄色い花を咲かせる個性的な形をしていて、その姿がドラムスティックに似ていることから「Drumstick」という英名があります。
開花時期は6~10月ですが、切り花を風通しの良いところに置いておくだけでドライフラワーになり、いつまでも色あせないことから、「永遠の幸福」という花言葉を持っています。
明るい黄色は希望を思わせ、これからの幸せを願いたい相手へのプレゼントに選びたいですね。