都合のいい人扱いから脱却するには? 特徴とやめる方法【診断つき】
「都合のいい人」になってしまう心理
前述してきたような、都合のいい人になってしまうのはどうしてでしょうか? その心理に迫ります。
(1)責任を負いたくない
自分で決断するのには責任が伴いますが、人に合わせて行動すれば「〇〇さんにそう言われたから」と責任逃れができます。
すると、決断しないし文句も言わないからと、自分自身がいいように使われてしまうことも。
(2)他人を信用していない
都合のいい人は対立を避けたいと考えて相手に合わせていますが、これは「対立したら人間関係がうまくいかなくなる」と思っているからです。
相手のことを信用していれば「たとえ意見が対立しても関係は崩れない」と思えますが、自分自身が相手を信用していないからこそ、そう思えないのです。
(3)自分を守りたい
相手の都合に合わせていれば基本的にはもめ事が起きないので、自分を守ることができます。面倒なことから自分を守るために、処世術として「都合のいい人」を演じているケースもあります。
(4)他人に必要とされたい
自己肯定感が低く、他人に自分の評価を委ねている人は「他人に必要とされたい」という他者承認欲求が強い傾向があります。
だから「相手にとって都合がいい人」になって、他人から好かれようとしているのです。