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上手なアドバイスの仕方とは。 独りよがりにならないコツ

トイアンナ

良いアドバイスをするコツは「我慢、忍耐」

ここまでご覧いただけたら、良いアドバイスをするコツが見えてきたと思います。結論は「我慢」です。相手が相談したくなるまで、待って、待つ。そして「話を聞いてほしい」と相手が思えるまで、じっと寄り添う。

アドバイスの9割は、忍耐にあります。目の前で失敗すると分かっている相手を、ぐっとこらえて見守る。そして相手が泣いている時にそばにいる。話し始めたら、ずっと話を聞く。そして最後に「こうしたら、ラクになるんじゃないかな」と少しだけ添える。

だから、良いアドバイスはとても難しい行為なんです。語源からして、「良い助言をすること」なんて意図されていないのですから。

ただ、それができる人だけが最後に友達なり、信頼できる家族になれるのでしょう。アドバイスによって試されているのは、実はアドバイスを「する側」なのです。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年07月31日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

慶應義塾大卒。P&Gジャパン、LVMHグループで合わせて約4年間マーケティングを担当。その後は独立し、主にキャリアや恋愛に関するライターや、マーケターとして活動。著書に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』や『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』などがある。

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●公式サイト
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