アウトプットがうまい人は仕事ができる。上達するための3つのトレーニング方法
アウトプットが上達する3つのトレーニング方法
ここからは、アウトプットが得意になる3つのトレーニング方法をお伝えします。
(1)最初に「アウトプットは何になるか」を書き留める
何かを学ぶ時、漠然と「〇〇を勉強しよう」と取り掛かるのではなく「〇〇のプレゼンが2週間後にあるから、その資料を集めよう」と、アウトプットを意識してください。
そして、実際に「〇〇のプレゼン資料を集める」などと、アウトプットにつながる目標を書き留めましょう。視界に目標を書き留めるだけでも、アウトプットを意識した行動ができます。
(2)自分のキャパシティを超えるアウトプット量を自分に課す
アウトプットが苦手なのは、自分がアウトプットに追われていない状況にいるといえます。いかに仕事上手でも「1日に10回プレゼンがある人」はインプットにこだわり抜けなくなります。
効率的に学習しないとアウトプットが間に合わない! と思えるほど、発表や提出の場を自分に与えましょう。
職場だけでなく読書会やサークルなどで発表する場を無理やり設けて「こだわったら間に合わない」状況に自分を追い込めば、アウトプットを意識しやすくなります。
(3)アウトプットを意識してインプットする
アウトプットを改善する最高の方法は「インプット(学習)」にあります。本を隅から隅まで読むようなインプットではなく、成果物の資料に適した部分だけを読むように意識する。
ネットでも検索結果を全ページ見るのではなく、「これが一番近そうだな」というページにアタリをつけて読む……といった、アウトプットを意識したインプットを心掛けてください。
アウトプットが苦手な人は意外と多い
ここまで、アウトプットを意識する方法をいくつかご紹介してきました。冒頭の通り、職場によってはアウトプットを考えづらい環境にあった方も多いと思います。しかし、最後に会社で選ばれるのは何だかんだいっても「売上を作る人」です。
これからどんな不景気が来ても「あなただけは残ってほしい」と言われる人材になりたいなら、今からでもアウトプット思考を始めてみましょう。
(トイアンナ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年07月16日に公開されたものです