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「話し合い」ができない人には共通点が! スルーすべき理由とは

トイアンナ

あなたの職場にもいませんか? 自分の意見を押し通してくる「話し合いができない人」。そんな人とはどのように付き合うべきなのでしょうか? コラムニストのトイアンナさんに教えてもらいます。

「話し合い」ができない人がいます。職場のみならず、恋愛関係でもよく聞くことです。自分の意見が正しいと信じて引けない。納得していたはずなのに、後から「やっぱり納得できない」とぶり返す。

「愛さえあれば自分の意見を聞いてくれるだろう」という甘えの感情が、こういう行動を引き起こします。

今回は、そんな「話し合いができない人」について考えていきましょう。

仕事で話し合いができない人の共通点は「相手に甘えている」

ですが、「仕事で話し合いにならない」のはハッキリ言いますが、異常です。仕事相手は恋愛対象と比べたら距離を置くべき相手で、甘える対象でないことは誰にとっても明らか。

そこで自分の正しさを押し付けるのは、大人として未熟で、相手に甘えた態度です。厳しい言い方を続けますが、正しさを押し付ける振る舞いは、仕事を引き受けるプロとしては失格です。

話し合いができない人は、よくこんな流れで話します。

「私はこういう意見を持っている。あなたは違う意見を持っているかもしれない。だが、私はこういう意見を持っている。だから私の意見を聞くべきだ」

「私はあなたが、私の意見に反対してきたのが悲しい。私は深く傷ついた。だから私の言うことを聞くべきだ」

これではただの「押し付け」で、話し合いになりません。私はこういう話し方でアプローチをしてきた人には、心の中で「まだ社会人になっていない人」と線引きします。そして、仕事で相手にするのをやめて、その人を外して仕事を進めます。そうしないと、不毛なやり取りが続くからです。

そもそも「話し合い」とは何か

話し合いとは、本来「双方向のコミュニケーション」を指す言葉。その「話し合い」は、いくつかの前提条件があって成り立つものです。

話し合いが成立するための条件とは

(1)話し合いに参加する人は全員対等な立場である
(2)片方の意見が100%通ることはないことを理解する
(3)自分の意見と同じくらい、相手の意見を尊敬しなくてはいけない

先述したような主張を繰り返すだけの人には、「話し合い」の前提にある「お互いが公平な立場である」という認識がありません。自分の方が上で、その他の人は折れる立場なのです。ですから、文字通り「話し合いにならない」のです。

私は、こういうタイプの人とは話し合いをする努力を放棄します。というのも、話し合いができない人は仕事でも相手に甘える癖が付いている傾向があり、一度相手の言い分を飲んでしまうと、無限に甘え続けるからです。

話し合いができない人と距離を置くべき理由

話し合いができない人は、しばしば「私の意見が正しい、だからあなたは言うことを聞くべきだ」「私はあなたの反論に傷ついたから、私の意見を聞いて」とさまざまな手段で自分の意見を通そうとします。

ここで一度でも押し負けると、相手は「この方法で意見を言えば、また意見が通るに違いない」と学習してしまうことも。ですから、一度でも仕事で「話し合いにならない甘え」を受け入れてはいけないのです。

話し合いができないなら、立場が下でも距離を置こう

といっても、相手を徹底的に排除するわけではありません(それでは、ただのイジメです)。そうではなく「話し合いをしてくれたら、意見を聞きます」という一貫した態度を取りましょう。

もしかすると、相手がこちらを罵倒しながら去っていくようなことになるかもしれませんが、それでも相手の意見を無限に聞き入れるループに陥るよりはずっとましです。たとえ自分が下請けの立場で、相手がクライアントでも「話し合い」ができない相手なら、受けないほうがましかもしれません。

それくらい、話し合いができるかどうかは仕事で命運を握ります。特にプロジェクトが炎上した時、話し合いのできない取引先は全てこちらに責任を押し付けがち。そういった相手とは、最初から取引をしないに越したことはありません。

話し合いができない人は「ターゲット」を見定める

ここまで徹底的に「話し合いができない人」を初手で避けるように伝える理由は、話し合いができない人は得てして「自分の意見を押し通せるターゲット」を探しているからです。

話し合いができない人には、先述の通り持論をあの手この手で通そうとする甘え癖があります。いろいろな人に甘えを試し、そしてしっぺ返しを食らったり、無視されてきたりしています。ですが、さらにその中から「あの人は話を聞いてくれる」という相手を探しているのです。

あなたがもし相手に押し負けたら、あなたは立派な「甘えてもいいターゲット」認定です。それから相手は無限に要求を増やしていきます。そして、あなたにだけ押し付ける仕事が増えていきます。

例えば、大げさかもしれませんがこんな風になってしまうことも……。

ターゲットとなった「あなたには」
・仕事を押し付けてもいい
・飲み会で嫌いな上司の隣に座らせてもいい
・残業をさせてもいい
・普段の会話でマウントを取ってもいい

そして、彼女・彼はこう言うでしょう。「あなたとなら話ができる」と。……あなたは、そんな人生を受け入れられますか?

話し合いができない人を避ける方法

話し合いができない人に屈するリスクを、ここまで解説してきました。最後に、どうすれば話し合いができない人を初手で避けられるか、実体験からお伝えします。

とにかく、相手の甘えをスルーすることです。例えばメールで「私はA案が良いと思う。あなたはB案が良いと言ってたけど、A案じゃないとダメだと思うんです」とゴリ押ししてきたら、「そうですか。では上司に決めてもらいますね」と自分の責任を回避しつつ、相手の意見を丸のみしない態度を見せましょう。

そして、上司には別途相談しておいてください。

話し合いができない人は、決して悪い人ではありません。ただ、社会人としては未成熟な人ではあります。そして、あなたはその人が成熟した態度を取ってきた時だけ、対応すればいいのです。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

トイアンナ

慶應義塾大卒。P&Gジャパン、LVMHグループで合わせて約4年間マーケティングを担当。その後は独立し、主にキャリアや恋愛に関するライターや、マーケターとして活動。著書に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』や『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』などがある。

●ブログ「トイアンナのぐだぐだ」
http://toianna.hatenablog.com/

●Twitter
https://twitter.com/10anj10

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