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同調圧力とは? 負けずに自分らしくあり続ける方法

トイアンナ

とはいえ苦痛。同調圧力から解放されるには

とはいえ、私に何を言われても職場の同調圧力が減るわけではないですよね……。というわけで、同調圧力から解放される手段をいくつかご提案できればと思います。

同調圧力がゼロになる「一人の時間」を持つ

オフィスでは良い子でも、会社を一歩出たらグレ方はあなた次第。派手な服を着て気分転換をしてもいいし、ヘッドホンでガンガン音楽を鳴らしてノってもいい。

同調圧力に敏感な人は、ついつい友達にも気配りするタイプ。ぜひ、一人の時間で思い切り自分を解放させてください。

変わった人、天然ちゃんとしての立場を固める

「あの子、天然だから」「少し変わってるけど、良い人だよね」というポジションを職場で手に入れると、生きやすさがぐっと増します。同調圧力で心身が疲れたら、こっちの道を選んでみるのもいいでしょう。

ポイントは「偉い人への気配りだけは手を抜かない」こと。要人だけ押さえておいて、後は多少空気を読まずとも、許してもらえるムードを作りましょう。

たくさんのコミュニティを持つ

職場と家を往復するだけだと、つい「職場の常識=世界の常識」と感じてしまいます。しかし、趣味や同級生の会など複数のコミュニティを持つと、意外と常識はいろいろな種類があること、そして職場の同調圧力が「異常なレべルかもしれない」と気付けます。

大人になっても、なるべく趣味のサークルを探しましょう。そして、ありのままの自分を受け入れてくれる仲間を大事にしてください。

同調圧力のない社会はないけれど

ここまで、同調圧力とは何か、そして解放される方法についてご案内しました。世界のどこに行っても、同調圧力がない社会はありません。けれど、より自分がリラックスできる場所は、職場以外のどこかにあります。

もし同調圧力で心が疲れてしまったら、まずは「ここを失って、嫌われても私は大丈夫」と言えるくらいの、足場固めをしましょう。

今の職場を辞めても生きていける資格を取ってもいいですし、何でも愚痴れるパートナーがいるのも心強いもの。あなたは、同調圧力が強い職場がなくてもやっていける立派な人間です。まずは自信を取り戻し、あなたらしい人生の選択ができるよう応援しています。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年06月18日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

1987年生まれ。慶應義塾大学卒業後、P&Gジャパン、LVMHグループにてマーケティングを担当。2015年にライターとして独立し、その後編集プロダクション「WERITE」を設立。「書く」プロフェッショナルとして、企業サイトの制作、オウンドメディア運用、SNS運用代行などを幅広く手掛ける。ライターとしては5,000人以上の人生相談に携わった経験をもとに「人事採用・婚活・医療」分野で主に執筆。著書に『改訂版 確実内定』(KADOKAWA)、小説『ハピネスエンディング株式会社』(小学館)など。

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