「融通が利かない……」頭の固い人の共通点と改善法
頭が固く、臨機応変に対応できない自分に嫌気がさすことはありませんか? ルールに則ることも大切ですが、柔軟な対応ができるようにもなりたいものです。今回は心理カウンセラーの秋カヲリさんに、物事を柔軟に捉えるコツを教えてもらいます。
頭が固い人は自分にも他人にも厳しく、自他共に疲れてしまう傾向があります。理想に向かって頑張るあまり、息苦しさを感じて苦しむ人も珍しくありません。
物事を柔軟に捉えるにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は頭が固いことに悩んでいる人に向けて、頭が固い人の特徴や心理、柔軟に考えるコツをご紹介します。
頭が固いとは?
そもそも「頭が固い」とはどういう意味で、それは悪いことなのでしょうか?
「頭が固い」の意味
頭が固いとは、「考え方が柔軟でない、融通が利かないこと」(引用:デジタル大辞泉)を指します。
「あの人は頭が固いから、意見を聞き入れてくれない」というような使われ方をします。良い意味で使われることは少なく、ネガティブなイメージを持たれがちな言葉です。
頭が固いって悪いこと?
頭が固いのは、どちらかと言えば短所になりやすいです。というのも、物事をスムーズに進めるには柔軟性が必要なのですが、頭が固い人は柔軟性に欠けているからです。
頭が固いと、自分の意見に固執してしまい他人の意見を受け入れられずコミュニケーションがうまくいかなかったり、アクシデントが起きた時に臨機応変な対応ができなかったりして、残念な結果を招くことがあります。
時代の変化についていけない可能性もあり、仕事やプライベートに良くない影響を与えかねません。
少しずつ改善して、柔軟な心を持てるようにした方が生きていく上での息苦しさは軽減できるでしょう。