彼氏が途切れない女性の共通点7つ
あなたの周りにも、特別かわいかったり性格が良かったりするわけではないのに「彼氏が途切れない女性」っていませんか? 今回はそんな女性に見られる共通点を、コラムニストのマドカ・ジャスミンさんに聞いてみました。
彼氏が途切れない女性って結構いると思う。現に私の周りにもこれまでいたし、きっとこれを読んでいる人の中にもいるはずだ。そしてその周りにも。
徐々に恋愛至上主義ではなくなってきた現代で、あえて死に物狂いで彼氏を持つことにこだわる必要はないのかもしれないが、しょせんはヒト。男と女が集まれば……うんぬんかんぬん。
ご承知の人もいるかとは思うが、私も今は彼氏がいない状態である。
これまでに男あさりや際どい話題をテーマに活動してきたので、今回のように彼氏がいない状態は少し不思議な感覚を覚える。そして若干の悟りもある……。
しかし、日本はまだまだ結婚至上主義のようにも思う。今年の初めに見た『男はつらいよ』でも物語の主軸にある通り、恋愛や結婚は、やはり見て見ぬ振りはできないのである。
そこで今回も、そんな“恋愛”についてお話していこう。自分の経験値と法則から、「彼氏が途切れない女性の謎」に迫る。
彼氏が途切れない女性の共通点
ここ数年彼氏というか、好きだと思える人にすら出会えていない女性もいれば、一方で彼氏が途切れない女性もいる。後者の彼女らには、どのような共通点があるのだろうか。
(1)異様なほどコミュ力(コミュニケーション能力)が高い
彼氏が途切れない女性はどちらかに振れると思う。
パターン1は、「男性に対してコミュ力が高い」。パターン2は、「性別関係なくコミュ力が高い」。
コミュ力は高い方がいいと思う。しかし、異性にだけコミュ力が高い場合は、同性から偏見や嫉妬を生むことも多い。
ただパターン1の場合、男性にとっては好都合な女性に映るので正直モテる。パターン2も男性に好まれないことはないが、異性として好きと判断されるかは危うい。
(2)自分の魅せ方を理解している
私の経験上、モテる人は性別問わず自分の魅せ方を理解している。
例えば、顔を左側から撮られた方が写真写りが良いとか、どんな色や形の服や化粧が似合うかとか、食べる姿や歩き方なども客観的に理解していることが多い。
顔や性格が良くてもモテない女性は、一度そういう客観情報を見直してみることをおすすめする。特に、化粧は自分の持って生まれた肌のタイプを理解して実践すべきだ。
(3)声色の魔術師
男性にとって、女性の声が持つ雰囲気は無意識的にも重要だ。
昔、母親が電話口で声をワントーン高めて話しているのを傍目に見ていた記憶がある。そんなふうに、彼氏が途切れない女性も同様に、相手や状況によってうまく声を使い分けている。
男性は比較的高い声の女性を好むように思う。高い声の方が親近感などを抱き、低い声には落ち着きや対等なイメージを持つのだろう。
(特に顔の見えない)ビジネスにおいては後者の方が好まれるが、同時にライバルや敵とみなされることもままある気がする。
(4)ミラーリングで相手に親近感を持たせている
恋愛の心理などを紐解くと、この「ミラーリング」という効果を使っている例が多く見られる。ミラーリングとは、相手の言動や仕草をまねることである。
彼氏が途切れない女性やモテる人は、意識的にも無意識的にもこの効果を使用している。
例えば、相手が顔に手を当てたら自分も当てる。相手の話し方やテンポを少しまねる。同じポーズで立つ、などである。
もちろん相手の趣味嗜好を理解したり享受したりすることも、広く見てミラーリングをしているといえる。そして、この効果は思いの外バツグンだ。
結局、人は自分に性質が近い人か真逆の人に惹かれるものだ。
(5)良くも悪くも切り替えが早い
彼氏が途切れない女性は、ストライクゾーン然りキープ然り、男性の相談相手が多い傾向にある。そして別れた後すぐに、その相談相手と付き合うパターンをよく見る。
「付き合う」という定義は人によって異なると思うが、「結婚」はしていないからとポンポンと相手を切り替える人は多い。
そして、この行為自体は決して悪と断ずることはできないと思う。自己意識や向上心が高い人などは、自分の理想を求めパズルのピースをはめるように人を選ぶのも事実だ。
(6)自分のことが好きか極端に嫌いか
自分に対する意識の持ち方も、彼氏のでき方に大きく影響してくると思う。
自分のことが好きなタイプは、自分主体で恋愛を形作る。なので、相手に対する依存心や双方の浮気などといったネガティブな体験になりにくい。
逆に、自分のことが極端に嫌いなケースは相手主体の恋愛になりがちだ。この場合、そもそも恋愛を自己形成の一つとしていることが多く、相手を振り回したり振り回されたりと激しい恋愛や取っ替え引っ替えの恋愛になりやすい。
恋愛では自分の隙間を埋めるのではなく、相手の隙間を埋めてあげられる状態であることが重要なのだと思う。
(7)究極は恋愛に長けている
やはり最後はこれ。恋愛に長けていると、彼氏が途切れないのは当然である。
恋愛観というもの自体は人それぞれだしどうあってもいいと断じておきたい。要は自分というピース(恋愛観)が、相手とうまく当てはまればOKなのである(これが結構難しー……)。
一つのものをゆっくりと形作り、それが壊れたらまた作り上げる。恋愛に長けている人は、こうした経験を繰り返し「相性」を見極めていく。
その中で、恋愛観は変化するかもしれないし、相性が悪くなることも当然ある。そして、付き合う期間が短ければ悪くて、長ければ良いのではない。
「彼氏が途切れない人」というのは、理想のピースと巡り合うために、時間をかけ人間関係の構築を行う体力のある人なのだ。
(マドカ・ジャスミン)
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※この記事は2020年05月29日に公開されたものです