「心中お察しします」の意味は? 正しい使い方と注意点(例文つき)
「心中お察しします」を使うときの注意点
「心中お察しします」を使う時は、以下の点に気をつけましょう。
(1)祝い事では使わない
不幸があった時に相手を気遣う言葉が本来の使い方ですので、くれぐれも祝い事などでは使わないようにしましょう。
(2)相手がそこまで落ち込んでいないときは使わない
相手が「察してくれなくても大丈夫!」「そこまで落ち込んでいませんから」と思っていたとしたら、「心中お察しします」という言葉は、相手に何も響かず浮いてしまいます。
(3)また聞きのときは使わない
本来、不幸や困難に陥った時に使う言葉ですので、また聞きの場合など直接相手から聞いていないときには使わないようにしましょう。
(4)上司など目上の人に使うときは注意が必要
上司など目上の人に使うようなときは、「君に言われたくない!」「分かりもしないくせに!」などと、相手が違和感や嫌悪感を抱く場合には使わないようにしましょう。そうでない場合は、相手の状況や立場、タイミングをよく考えることが大切です。
▶次のページでは、「心中お察しします」の類語・言い換え表現を紹介します。