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精神的に辛い時はどうする? 心が楽になる5つの対処法

高見綾(心理カウンセラー)

精神的に辛い時の対処法5つ

精神的に辛くなった時はどうやって対処すればいいでしょうか。心理面と行動面からいくつか方法をご紹介します。

(1)自分を責めてしまっても「まぁ仕方ない」と受け入れる

精神的に辛くなっている時にやりがちなのは、「自分にダメ出しをしている自分を嫌う」こと。「自分を責めるのは良くないから止めよう」と思っていても、ついついダメ出しをしてしまうことってあるものです。

それに対して「またダメ出しをしてしまった!」と反応していると終わりがないので、そういう自分を丸ごと許してあげましょう。

「あ、またやっちゃった。しょうがないよねぇ」と、ゆるく受け入れておくと、次第に気持ちが楽になっていきます。

(2)信頼できる人に相談する

一人で悩んでいてもなかなか解決しない時は、信頼できる人に話してみるのがおすすめです。もし周りに理解者がいないのであればカウンセラーを頼ってみましょう。

自分の気持ちを言葉にすることで、心の中が整理されていきますし、自分にはない発想が得られるかもしれません。

仕事で悩んでいて今の部署がどうしても合わないのであれば、上司などに異動の相談をしてみるのもありですね。

(3)いつもより丁寧な生活を心がける

精神的に辛い時は、生活リズムが乱れがち。自分にダメ出しをしていると、自分の扱いが雑になりやすいので、「いつもより丁寧に」を意識するといいですね。

落ち込んでいる時は、自分の好きな食べ物を食べましょう。買ってきたものでも、きちんとお皿に盛るといいですね。

そして寝る時は、お気に入りのかわいいパジャマを着ます。お風呂に入る時もいつもより丁寧に体を洗いましょう。

物理的に自分を丁寧に扱うことで、潜在意識に「自分を大切にする」という感覚が染み込んでいきます。

(4)好きな音楽を聞く

ふと流れてきた音楽を耳にして癒されたことがある人は多いのではないでしょうか。音楽は心身の緊張をほぐしたり、癒したりする効果があるといわれています。

自分の気分に応じた音楽を聞くことで、元気が出てくるかもしれません。音楽以外にも、YouTubeにたくさん動画がUPされていますので、好きな動画を見るのもいいですね。

(5)自分で自分の頑張りを認める

精神的に辛い時は、自分のことを責めて否定しています。でも深層心理では、本当はそんな自分を受け入れてほしいと思っているため、「自分で自分を認めてあげる」と効果的です。

失敗したことがあっても「それでも、今まで頑張ってきたよね」と自分に声を掛けてあげましょう。

口に出して言うと、より潜在意識に染み込みやすいのでおすすめですよ。ホッとする感覚がしてくればOKです。

精神的に辛い時は仕事を休むのもアリ?

心の不調は体の不調と同様、休んで療養することで回復するケースもあります。

心の不調は目に見えにくいため、「熱が出た時のようには休めない」と自分を追い込んでしまう人もいるでしょう。

あなたの状況にもよりますが、「ゆっくり休んで元気になったら、たくさん貢献しよう!」と仕事を休む選択肢も1つです。上司に相談したり、同僚に話を聞いてもらったりしながら、気持ちが回復できる方法を取りましょう。

「絶対に休んではいけない」と自分を追い込む必要はありません。

参考記事はこちら▼

仕事を休むかどうかの判断について、心理カウンセラー・秋カヲリさんのアドバイスを紹介します。

▶次のページでは、精神的に辛い時に触れたい曲や名言を紹介します。

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