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彼女と確実に別れるたった一つの方法

マドカ・ジャスミン

まずは思考の整理から

この“嫌われたくない”という執着を自覚せずに訪れるのは、すがり切った末にボロボロになっての別れだ。プライドもへったくれもなく、大学生ならまだしもいい大人がそんなボロボロになって恋愛を終わらせるのはスマートさの欠片もない。

このご時世でも、恋愛において男性は格好を付けたがる傾向にある。それを否定はしないし、むしろある程度の格好すら付けられない男性は“男の子”だ。いや、男の子でさえも格好を付けると考えられるので、さながら赤ちゃんと評する方が合っているかもしれない。

問いたい。あなたは赤ちゃんとして別れたいのか、それともスマートな大人の男性として別れたいのか。前者というのであれば仕方ないが、きっとほとんどの男性たちは後者を選ぶだろう。

では、その選択をした上でどう別れを切り出すか。

まず行ってほしいのが、自分と彼女にとって破局することでどんな問題が浮上するか。例えば、同棲を解消することによる転居先の問題など。また、それについての解決法

今後起こりうる問題を書き出して、とことん整理をする。人間は自分が思っている以上に思考の整理ができていない。恋愛においては尚のこと。であるならば、それを整理する以外の手段はないはずだ。

この作業において、「いやでも、彼女にもいいところがあるし……」と希望的観測に思考回路が侵されかける人もいると予想できるが、あくまでも大前提は“破局に向けての準備”である。それ以上でも、それ以下でもない。

何事においても、大前提がブレればブレるほど、自分がどのように思考しているかを自分で惑わすことになってしまう。兎にも角にも、鬼と化せ。まだ「でも……」と繰り返すのなら、勝手にすればいい。延々の地獄巡りとなるだろう。

そうではなく、見事大前提がブレることなく、思考を整理できた方々。おめでとう。これでほぼ別れることができたようなものだ。

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