スポットライト症候群って何? 当てはまる人の特徴と対処法
スポットライト症候群との向き合い方
輝かしい過去が忘れられず、不安や虚無に押しつぶされそうになる。それは、言葉では言い表せないほどにつらい感情かもしれません。
こうした気持ちとうまく向き合うには? いくつかの対処法があります。
(1)もう一度チャンレンジする
もう一度、何かにチャレンジしてみましょう。
キラキラした世界を忘れられないなら。そのエネルギーを生かすべきかもしれません。
同じ分野でもいいですし、昔と違う分野に挑戦してもいいでしょう。多くの経験をしたからこそ表現できることもあると思います。
いつだってチャレンジは賞賛されるべきです。
(2)「変えられること」と「変えられないこと」を整理する
この発想はどんなときにも使えます。
ものごとを「変えられること」「変えられないこと」に分けて考えるのです。そして変えられることがあるのなら変えるように行動しましょう。どんどん挑戦してください。
しかし、反対に、この世には「変えられないこと」もありますよね。時間の流れや、他人の心──こうしたものについては“受け入れる落ち着き”を身に付けるしかありません。
それが人生のコツでもあります。
(3)他人に話をする
悩みや葛藤は他人に打ち明けることで楽になります。
心が軽くなるのです。輝いていた過去を忘れられない、現在の自分に価値を感じられない──といった話をしましょう。素直に。それは貴女にとって真実ですから。真剣さが伝われば、誰も無下には扱いません。
他人に心の内をさらす勇気を持ちましょう。
(4)過去の友人知人と会ってみる
久しぶりの関係に連絡を取ってみましょう。
すんなり受け入れてくれるものです。思い出してもらうのはうれしいから。肩に力を入れていた分だけ、拍子抜けするかもしれませんね。
昔話に花を咲かせるのは悪いことじゃありません。その時代を過ごした人たちと過去を懐かしむことで心を落ち着けましょう。過去と握手して未来に行くわけです。
(5)丁寧に生活をする
目の前の物事を丁寧に扱いましょう。
過去に想いを馳せるとは、現在をおざなりにするということです。
しかし、言うまでもなく人生は常に現在の中にあります。だからこそ現在の自分を大切に扱う(認めてあげる)ことが大事なのです。
生活を整えると心も安定します。部屋の片付け、服や髪のメンテナンス、人間関係を楽しむ──もっと現在を愛してあげましょう。そういうワクワクもあるんですよ。