スポットライト症候群って何? 当てはまる人の特徴と対処法
スポットライト症候群に当てはまる人の特徴7つ
ここではスポットライト症候群の特徴を解説します。貴女に当てはまるものはあるでしょうか。チェックしていきましょう。
(1)注目を浴びるのが快感だ
大きな特徴です。
スポットライト症候群は「目立ちたがり」に表れるものだといえるでしょう。
人前に出たときの高揚感や快感を忘れられないのですね。ある種、ジェットコースターのようなドキドキが体に染み付いているわけです。
その癖は日常生活の中にも表れます。話題の中心になるのが大好物です。ずっと注目を浴びるために、周囲へ惜しみないサービス精神も発揮するでしょう。
あなたは目立ちたがり屋? 「目立ちたがり度」を診断します。
(2)気付けば過去に浸っている
ふと思い出に浸ってしまいます。
過去の栄光。言葉にすればそれまでですが、やはりキラキラした世界を忘れられないわけです。あまりにリアリティがあるために(現実だったわけですから)。それが現在を生きる気力になっている人もいることでしょう。
もちろん過去を振り返ることは誰にだってあります。しかし、何度も何度も思い出に浸ってしまうならば、スポットライト症候群かもしれません。
(3)カムバックしたらどうなるだろうと想像する
上にも関係します。
その過去の想像は「カムバックしたら受け入れてもらえるんじゃないだろうか?(またキラキラできるんじゃないだろうか)」というアイデアにつながりやすいのです。
実際にカムバックする人物もいますよね。結果は人それぞれでしょう。成功するパターンもあれば、失敗するパターンだってあります。戻った先でどうなるか――それは貴女次第でしょう。
(4)若手や目立っている人に嫉妬する
現在、目立っている人に嫉妬するようになります。
特に若手に対して感じることでしょう。自分にない「若さ」を持っているからです──求めてやまないものですよね。
さらに「嫉妬するジャンルは問わない」という特徴もあります。
過去に俳優だった人が、スケート選手に嫉妬することもあります。なぜなら俳優であることよりも「目立っているか」が基準だからです。大ざっぱにいうと、目立っている人物は誰だって「ライバル」というわけです。
(5)マイナスな側面でも目立とうとする
目立ちたがりは過剰に表れます。
その典型例が、わざとトラブルを起こす迷惑行動。エスカレートするわけですね。注目されるために(目立ちたくて)手段を選ばないのです。
しっかり成果を出して注目されるのではありません。もはや無理やり注目を集めようというわけです。
わざとスキャンダルを起こして名前を売る芸能人のように。少々、反感を買うことにもなるでしょう。キラキラした人生を取り返そうと暴走し、悪目立ちすることさえも快感になってしまうのです。
(6)現在の自分が無価値に思える
訳もなく喪失感や虚脱感に襲われます。
今の自分が「本当の自分でない感覚」かもしれません。どこか抜け殻のような感覚が拭えないのですね。
それもこれも「目立つかどうか」が人生の基準だから。
周りにちやほやされない以上、その人生はダメなのです。つまらないものに感じてしまうのです。華やかなパーティーや大勢での飲み会の後、ふと家に戻ったときの寂しさ、あの最上級だというと分かりやすいでしょうか。
(7)過去の友人に会うのを避けがち
キラキラしていたときの友人知人に会うのを避けたくなります。
過去の自分から逃げるように。後ろめたさや恥ずかしさ、コンプレックスを感じるから──感じることになると知っているからです。現在の自分に自信がないわけですね。自分を認められない以上、堂々と顔を見せられないのです。
身近な例でいえば、同窓会に顔を出せない、といった感じでしょう。
あなたのスポットライト症候群度は? 診断で詳しくチェックします。